阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第5戦 vs広島2回戦【2023.4.6】

マツダスタジアム
阪神 000 000 0
広島 100 20   4
※6回表途中、降雨コールド
本 デビッドソン2号
○遠藤1勝 ●西純1敗
阪神 西純
広島 遠藤

前日(4/5)は雨天中止。

●前日(4/5)の指揮官コメント全文

(練習前に自ら切り出し)
「新井が『試合やります』言うとったなあ。さっき、会うたんや」

(取材を受けていた広島・赤松コーチに)
「(試合)やるんやろ?」

マツダの前のベンチはぬれる。
「ぬれるなあ。何で俺がぬれなあかんねん、お前ら、中(記者席)で見てんのに」

(試合中止発表後)
ーコンデイションがいい時にやった方がいいと言っていたが
「まあなあ、どっちみち、せなアカンけどな」

ー6日は西純
「明日は西、西」

ー大竹は次のカード
「大竹は土曜日行くわ(8日のヤクルト戦=甲子園)。また村上がアカンようなってもうたな(笑い)」

ー雨天中止を受け、6日から中継ぎは積極的に使える
「みんなそら、使えるしな。ぉん。大竹も絶好調やな。今、ブルペン。余計楽なったかな、雨降って。絶好調やな」

ーだからこそ良い天候の日に
「まあ、カード変わるけどな。甲子園の方がエエんちゃう?    初めてなんやからな」

ー村上は先発のまま
「また中にちょっと入れる。まだ分からへんけどな、明日な。(中継ぎから)1人外さなアカンからな、人数的にな。どっちみち。これでまたちょっと先発が空くとこ、なくなったからなあ、ぉん」

ー6日は勝って本拠地開幕戦を迎えたい
「エエ天気でなあ。分からんやろ、まだそんなん(笑い)」

ー連勝中は先発投手にプレッシャーがかかるのでは
「いやいや、それはないやろ。みんな初登板やからな。勝ってるプレッシャーより初戦の不安があるかもわからんけどな。初めての登板やからな。今年な。まあ、そっちの方が大きいんちゃうか。まあ、でもなあ、流れ的に、ある程度打つ方が点取ってくれるから、そういう意味ではな。ぉん。気分的にはだいぶ違うと思うけどな。先発がな」

鳴尾浜で伊藤将、岩貞がシート打撃(伊藤将は7打席の対戦で3三振、安打性ゼロ、岩貞は5打席で安打性1)
「おう、やった言うとったな」

ー焦る必要ない
「そらまだや。もう一回試合投げてからや。今度アレやんか、鳴尾浜に帰ってくるやろ、由宇からな。その時に一回投げてからやで、そんな慌てるというか、投げるとこもないやんか。それは徐々にな、これから調子悪いピッチャーも出てくるから。シーズン1年間続いたら、いつまでもみんながエエことはないからな、長いシーズン見たらな。上げる時はある程度万全で上げたいよな。中途半端で上げるんじゃなしに」

よく喋るなぁ。

そして、この日の試合。
これまた雨。
降りが強くなったり弱くなったり。

やっぱりええ天気でやりたかったよなあ、そうやん昨日もそうやけど。まあしゃーないわな

雨の中でのスポーツはプレイする選手も観る方もツラい。
マツダスタジアムのベンチはグラウンド側には屋根が無いので、試合をしっかり見ようとすると、みんな濡れる。岡田監督も選手もずぶ濡れ。なんでこんな構造にしたんだろう。今さらだけど。
岡田監督は65歳。高齢者である。雨に濡れ続けている姿を観ると心配になってしまう。

★ピックアップ
・小幡竜平
強風の中でのフライキャッチは良かった。打席での内容も昨年より向上しているようにみえる。伸び悩む選手が多い根尾世代で頭一つ抜ける存在になれるかもしれない。

《試合メモ》
・1表。中野ヒット。なんか去年より顔つきが良くなった気がする。
・1裏。一死1塁。4番マクブルームの大飛球をライト森下がナイスキャッチ。雨、風の中でしっかり捕った。えらい。
・続く西川のセンターへの飛球をショート小幡がナイスキャッチ。雨、強風の中で何とか捕った。えらい。
・2表。8番小幡が14打席ぶりにヒット。9番の強打者西純矢に回す。えらい。西純矢は三振に終わったけど、楽しめたから良し。
・2裏。無死2塁で7番田中のライトへ抜けようかという打球をセカンド中野が好捕。さすが日本代表。
・3表。7番梅野がレフトフェンス直撃のヒット。あとちょっとでホームランだった。これが入ってれば試合もだいぶ違ってたのにな。残念。

《ちょっと反省》
・1裏。西純矢、先制許す。どう立て直すかと思って観ていたが、あまり修正できなかったね。
・2表。小幡が2塁へ盗塁を試みるも、アウト。リクエストも覆らず。ショート田中の空タッチに見えたけどな。無念。
・4裏。西純矢、6番デビッドソンに2ラン被弾。甘々変化球だった。痛恨の失投。
・雨模様の試合は先手を取るのが定石。それが出来ず残塁を重ねてしまった。負けて当然の試合ではある。

●指揮官コメント全文

悪天候のなかで
「ええ? ホンマ…」

-西純は球が高かった
「この間と一緒やったな。東京ドームとなぁ」

-ストライクとボールがはっきりする
「まぁあの初球もそうやろ。スライダーなぁ。あのホームランが痛いよな、ほんま」

-打線はチャンスは作った
「やっぱり、うんまぁ、きょうは一本も出んかったからな。まぁ、雨は分かってたからはよなぁ、一本出とったら、だいぶちごたかも分からんけど。まぁ、しゃあないのう、これなぁ。こっからやったけどなぁ。もう球数からいってな、そろそろなあ、向こうもリリーフ来そうな感じやったからなあ」

-守備はいいプレーもあった
「守備はな、芝も濡れてるし、まあ一つ一つ言うたんやけどな、試合前は。だから、うーん、まあ一本でとったらないう感じやけどな、まあしゃあないけどな」

-小幡の走塁、前に行こうという意識は。
「ぉん、まあそれは全然あれや、あれをいくないうたらおかしなる」

-中継ぎを使わず、ダメージは少ない
「ダメージそら負ける時もあるからそんなんダメージとかそういうのじゃないしにな、おーん、やっぱりもうちょっとなんとかなりそうな感じやったからな序盤でな、でとけばな、ぉん」

-今までは四死球が点に絡んでいたが。
「まあ点絡むいうか、なあ、いいところでヒット出とったからなあ、タイムリーがなあ。今日はちょっとタイミングずらされとったよな、紙一重のな、外野フライとかな」

-明日甲子園で。
「まあ、そうよ。別に全部勝てるわけないんやから、やっぱりええ天気でやりたかったよなあ、そうやん昨日もそうやけど。まあしゃーないわな