阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第96戦 vs中日15回戦【2019.7.30】

阪神甲子園球場
中日 101 002 020 6
阪神 010 022 002 7
本 阿部4号 ソラーテ2、3号
○浜地1勝1敗 ●岡田2勝1敗2S
中日 大野雄、谷元、三ツ間、藤嶋、ロドリゲス、岡田
阪神 ガルシア、島本、守屋、岩崎、ジョンソン、浜地

セクシータイム炸裂!
ソラーテが本拠地初アーチで勝ち越す。
ソラーテの悪送球きっかけで勝ち越しを許す。
ソラーテが逆転サヨナラアーチを放つ。
見事なマッチポンプぶり。なんてSexyなんだ!
ガルシアの安定しないピッチングもほころびだらけの守備も、今日はSexyに免じて許す!
ヒーローインタビューでは
こんなにすごい歓声の中でできたのは初めて。自分のキャリアで一番のファンの方々だと思う。これから皆さんのために、100%、200%、300%で戦っていきたい。
と嬉しいことを言ってくれた。
1本目のホームランは球団通算8000号というおまけがついた。
新たな球団の歴史に名前を残すことができて嬉しい。
デビュー戦の巨人戦と、この日のドラマチックゲーム。この2試合だけでも彼を獲ってきた価値があると思う。

育成1年目の片山雄哉捕手が支配下登録された。
ファームでは4番を打つこともあるくらい打撃センスがある。
梅野、原口、坂本と壁は高いように見えるが、よくよく考えるとそうでもないので、ハングリー精神全開で頑張ってもらいたい。

第95戦 vs巨人16回戦【2019.7.28】

東京ドーム
阪神 110 001 010 4
巨人 702 204 01X 16
本 ゲレーロ9号 福留5号 炭谷4、5号
○桜井5勝1敗 ●岩田3勝3敗
阪神 岩田、飯田、浜地、高野
巨人 桜井、クック、戸根

巨人相手に敵地で3連勝をもくろんだが、1裏にあっけなくその夢は打ち砕かれる。
というより、何やってくれてんだ岩田。
結局、3回9失点で降板。
評論家の里崎は「中11日のベテランがこの投球はまずい。3回まで岩田を引っ張ったのも疑問」と岩田と采配を断罪。
こんな試合で投手をたくさん使いたくないという気持ちはわかるので、采配については賛成できないが、岩田に関しては大いに同調する。
病と向き合いながらプロ野球選手を続け、成績も残している岩田の頑張りには心からの拍手を送りたいが、のっけから7失点は悲しい。
チームが苦しい時に助けになるのがベテランの経験と存在感だと思っている。
このやられ方では次回登板があるかどうかは怪しいが、今一度打たせて取る珠玉のピッチングを見せてくれることを願う。

炭谷ごときに2本のホームランを打たれるとか、ゲレーロが初めての満塁弾とか、原が通算999勝とか実に不愉快な試合であった。

第94戦 vs巨人15回戦【2019.7.27】

東京ドーム
阪神 000 010 100 01 3
巨人 110 000 000 00 2
本 マルテ9号
○飯田1勝 ●田口3敗1S S藤川4勝1敗2S
阪神 西、浜地、ジョンソン、岩崎、守屋、高野、飯田、藤川
巨人 今村、大竹、沢村、高木、デラロサ、中川、田口

先発の西が1裏、2裏に1点ずつ与える不安定ピッチング。
ローテを守るのは立派だが、粘りのきかない投球は褒められたものではない。
もともとオリックスでも貯金を作れなかった投手。我々の期待が大きすぎたのだろう。
五分五分のピッチャーという認識を頭に刻み込もうと思う。

7表、1点を追いかける展開で偉かったのは7表のマルテのソロ。
負けたくない、という気持ちが具現化したホームランにナインも活気づいた。
これも新加入のソラーテ効果と無理やりこじつけたい。野手に助っ人仲間が増えればマルテも嬉しいのは間違いないのだから。
5表に二死からタイムリーを放った北條の勝負強さも立派だった。
北條は、なぜか一つ一つのプレーが昨年より雑になっている気がするので、もう少し落ち着いてプレーすることを薦めたい。

3裏以降は西から7人のリリーフ陣を投入し、ジャイアンツを0点に封じた。
昇格してきたばかりの飯田と高野はそろってピンチを作り出したが、何とか無失点で切り抜けた。高野は移籍してきたばかりだが、飯田はそろそろ安定感を手にしないと厳しい立場である。能見の後を継ぐようなサウスポーリリーフに成長してほしいのだが。
10裏には髙山の背面キャッチでサヨナラ負けを阻止した。
春季キャンプで筒井コーチから外野フライノックの嵐を目の当たりにしてきただけに、こういうプレーを目にすると感慨深いものがある。

11表に大山のタイムリーで勝ち越して勝利。
いろいろ言われているが、頑張っていると思う。
大らかな気持ちで見守ってあげたい。

この日、メッセンジャーが右肩の治療で帰国している。
昨年の後半から精彩を欠く球団史上最高の助っ人右腕にかつてない試練が訪れている。
よもや、今季の不振で解雇ということは無いと信じたいが、とても心配である。

第93戦 vs巨人14回戦【2019.7.26】

東京ドーム
阪神 110 000 200 4
巨人 000 011 000 2
本 ソラーテ1号
○島本3勝1S ●田口2敗1S S藤川4勝1敗1S
阪神 高橋遥、島本、ジョンソン、岩崎、藤川
巨人 菅野、田口、大竹、クック

記念すべき日である。
阪神タイガースにSEXYがもたらされた日として、ファンの間では語られることになるだろう。
ヤンハービス・ソラーテ。
貧打にあえぐ虎打線にSEXYを注入し、救世主になるべくやってきた男。
来日からわずか6日で宿敵巨人を相手に決勝2ランを放った。
この興奮、歓喜虎党が忘れていた感情を呼び起こすド派手なデビューにただただ万歳を繰り返す。

試合前に告示された出場選手登録でドリス、能見、秋山、木浪が抹消された。
守護神を切ってまで欲しかった打撃力。
その期待に応えてくれた。

来日初安打をホームランで飾ったのはグレン以来24年ぶりだそう。
このグレンという響きに一抹の不安を覚えるが、グレンの来日1年目は120試合23本77打点 .256である。暗黒時代のチームにあって割と活躍しているのだ。
バレンティンやソト、ビシエドのようになれとは言わない。グレン程度でも良いから打ってほしい。
今後のSexyTimeに期待したい。

球児が今季初セーブ。
抹消されたドリスに代わり火消し役を務めた。
松坂世代が次々とユニフォームを脱ぎ、現役であっても衰えを隠せない中で今なお驚異的な奪三振率を誇る超人ピッチャー。
毎年春先は不安定だが、シーズン中盤以降から盤石の安定感を得るその調整法も見事。
若手の多い投手陣にあって、陰の投手コーチとしての役割も多かろう。
いつまでもタイガースに居てほしい。

先発の高橋遥は6裏に押し出しで同点に追いつかれた。
もったいない投球だったが、試合をしっかりと作ってはいる。
防御率は2点台前半を維持しており、もはやエース。
今後も期待している。

第92戦 vsDeNA18回戦【2019.7.25】

阪神甲子園球場
ベイ 001 001 004 6
阪神 000 000 000 0
○今永9勝5敗 ●秋山2勝3敗
ベイ 今永
阪神 秋山、守屋、島本、浜地、能見

今永に手も足も出ず。
濱口と今永にいいようにやられてしまった。ベイが理想とする今永、濱口、東、上茶谷という各年ドラ1大活躍構想が半分具現化した形だ。
この理想図は各投手のコンディション不良やケガなどでまだまだ形を成していないが、本当に実現してしまうと脅威的なので各球団とも絶対に阻止しなければならない計画である。
だが、それを見事に阻まれたのがこの2戦。
今永め、ずーっと去年みたいにくすぶっていればいいものを。

我が軍の先発は2ヶ月ぶりに秋山。
一昨年に見せた快投は、一瞬の輝きに過ぎなかったのだろうか。
本格派のエースが誕生したと喜んでいたのに。。
苦しい時期を過ごしてきた選手である。昨オフに右ひざ手術をした影響もあろう。
きっと精密機械のような投球を取り戻してくれるはずだ。
復活を信じて待つ。

完封負けで、試合内容はまるで振り返る価値がないので、明るい話題で締めくくる。
侍ジャパンの指揮を執る稲葉篤紀監督が視察に訪れ守屋を候補に挙げたというのである。
「守屋はゴロを打たせる投手。ジャパンの中でも探しているところ。テレビでは見たが、初めて生で観て球の勢いはあったし、これから見ていきたい選手の一人」
と評した。
阪神ファンからすれば、
守屋を? 稲葉が? マジ? そんなまだまだですよー ゴロを打たせる投手なんて山ほどいるのに守屋ですか? やめてくださいよー
と顔をほころばせてしまう事態である。
まだまだ一軍に定着したばかり。それも何かのきっかけですぐに降格してもおかしくない立場。
稲葉が守屋の中に何を見出したのかは分からないが、日本代表の指揮官が注目しているとなれば励みになろう。
後半戦もバテることなく、一生懸命頑張ってほしい。

第91戦 vsDeNA17回戦【2019.7.24】

阪神甲子園球場
ベイ 000 200 001 3
阪神 000 010 000 1
本 ロペス23号 北條2号
○濱口5勝3敗 ●青柳5勝6敗 S山崎1勝1敗21S
ベイ 濱口、パットン、山崎
阪神 青柳、島本、岩崎

仕事が一段落し、試合を振り返る時間ができた。
ここから、頑張って回顧し、リアルタイムの試合に追いついていきたい。
スポーツ新聞を読み返す。
録画していた試合のダイジェストを観る。
そして思い出す。

スタメンマスクは原口。今季初。オールスターでの活躍が首脳陣にも響いたのだろう。
だが、チャンスで併殺など3タコ。奮わなかった。
(でも神里の盗塁を刺したことも書いておく)
4表のロペスに浴びた2ラン。外に大きくはずしたい球が中に入りスタンドへ運ばれた。その打たれる前の投球も外へはずす球が中へ入り大飛球のファールだった。
視聴者からすれば、防げたホームランではなかったかという印象が強い。
原口も「意思の疎通ができていなかった。僕のミスです。もっと、声やジェスチャーで伝えなければいけなかった」と悔やんだ。
一方の青柳も「ボール球を投げ切ることができなかった。失投。僕の技術不足です」と反省。
バッテリーの悔いと反省が、今後に生かされることを願いたい。

5裏に北條が反撃のソロを放ったが、この日の得点はこの1点のみ。
濱口の良い時は、どのチームも手が出ないので、この日はそういう日だとあきらめるしかない。だが、不愉快なことに、彼は甲子園では6戦4勝負けなしだそうだ。お得意様のベイなのに、こういうジンクスを作ってはいけない。次は勝とう。

9表。
レフトの陽川が筒香のレフト前ヒットを小学生レベルのトンネルで事実上の三塁打にしてしまい、痛恨の追加点を献上するきっかけを作った。
私のTwitterでも「陽川。。。」とつぶやいており、リアルタイムで観ていたその時の自分の落胆ぶりがうかがえる。
チャンスを幾度となく貰いながら、全く生かせない陽川に未来はあるのだろうか。

第90戦 vsDeNA16回戦【2019.7.23】

阪神甲子園球場
ベイ 000 000 501 000 6
阪神 000 011 220 000 6
本 マルテ8号
ベイ 上茶谷、桜井、三嶋、エスコバー、パットン、国吉、山崎、武藤
阪神 ガルシア、守屋、小野、岩崎、ドリス、ジョンソン、藤川、能見

今季5度目の引き分け。
引き分けの試合は長いうえに決着がつかないからとても損をした気分になる。
近本の新人王争いのライバルである上茶谷をマウンドから引きずり下ろしたが、ガルシアが7回につかまる。フォアボールから連打を浴び一気に5失点。
あっという間に逆転されてしまった。
それでも7、8裏に2点ずつ取り逆転するというタイガースにあっては珍しい攻撃陣の活性が見られ、勝利を手にする目前までやってきた。
頼むぞドリス。
の願いは空しく、筒香に同点タイムリーを浴びる。ラミレスの思い付き打順としか思えない2番筒香という奇策を成功させてしまった。癪である。
この後は、双方のリリーフ陣が踏ん張りドローゲーム。

一気に5失点したことを思えば引き分けに持ち込めたことはプラスかもしれないが、やはり9表二死までは勝っていたことを考えてしまうと気分は上がらない。
ま、気持ちを落としても仕方ないので、ここは負けなかったことをポジティブにとらえたい。

この日は両ふくらはぎ痛で戦線離脱していた福留が復帰。6月20日以来の出場で2安打。日米で結果を残し続ける天才はまだまだ衰え知らず。
そして鳥谷が7番ショートでスタメン出場。4月14日以来。木浪、北條、植田が頼りないならばこの人しかいないとずーっと思っていたので、この起用は嬉しい。
しかも2安打を記録。存在感を見せつけた。
4打席立たせてこそのバッター。代打でイマイチなのであれば、他の若手がポンコツならば、タイガース歴代ナンバーワンヒットメーカーを使おうじゃあないか。
矢野監督にはこのスタメン起用を積極的に採るように願う。

第89戦 vsヤクルト14回戦【2019.7.21】

阪神甲子園球場
ヤク 000 101 000 2
阪神 000 030 02X 5
本 バレンティン17号 近本7号
○西4勝7敗 ●山中2敗 Sドリス4勝3敗19S
ヤク 山中、梅野、近藤、五十嵐、大下
阪神 西、ジョンソン、ドリス

前夜のサヨナラ勝ちの良い雰囲気を継続。
西が安定のクオリティスタートで試合を形成する。
4表にバレンティンにソロを浴びて先制点を献上しているのは頂けないが、もうこれは彼の特徴で、大事故は起こさないけれど、サイドミラーをこすったり内輪差で側面にキズを残しちゃったりするピッチャーなのだ。
その小さなキズをこの試合はちゃんとカバーすることができた。
5裏の近本。
北條、西と下位打線が作ったチャンスにホームラン。逆転3ランとなった。
8裏には五十嵐の乱調を突いて2点を追加。ドリスの精神に安心感をもたらす3点差の状況を作り出した。
なぜか苦手としている山中を叩いて2連勝。
西にも5月10日以来の白星がついた。2か月も勝ってなかったのか。
エースと見込んだ男がこの有り様では、今の順位(4位・借金3)もうなずける。

最下位チームとの対戦だったので確実に星を拾わなければならなかった。
2試合ともスッキリ勝ち切った印象は無いが、ぜいたくを言ってはいけない

更新の遅れ

なかなか試合を振り返ることが出来ない。

仕事のせいだ。

もちろん仕事中も試合経過や結果を確認している。が、仕事終わりにそれを書き起こす作業をするところまでたどり着かない。

だいたい1試合につき15分くらい時間がかかってしまう。

炎天下で早朝から晩まで働いた後に、この「書く」作業というのがツラい。

めちゃくちゃ眠いからだ。15分でも多く寝たいのだ。だって翌日も早いから。

誰に頼まれて書いているわけでもないので、ツラければやめればいいだけの話なのだが、せっかく3年続けているから継続させたい。

今の仕事は8月一杯。89戦目以降回顧できていないので、このまま8月末まで書かないということになると38試合分溜めてしまう。単純計算で15分×38試合=570分。9時間半の作業になる。うーん。大変。

思えば去年も書き溜めてしまい、今シーズン直前に回顧し終えるというていたらくになっている。さすがにそれは避けたい。

何か解決策があるわけでもなく、ただただ大変だなぁ、という愚痴である。

そして、愚痴る暇があるなら試合を振り返ることに時間を使うべきである。

とりあえず、今日、2試合は振り返る。

そういう決意表明。

第88戦 vsヤクルト13回戦【2019.7.20】

阪神甲子園球場
ヤク 000 002 001 3
阪神 010 000 021 4
○ドリス4勝3敗18S ●ハフ1勝2敗
ヤク 小川、近藤、ハフ
阪神 高橋遙、能見、ドリス

高橋遥人はもはやエース。
この日は7回93球7安打2四球10奪三振2失点。
6表にツーアウトから逆転を許してしまったのは痛恨だったが、次の7表にもマウンドに上がりしっかり試合を作った。
特筆すべきは10個の三振を奪ったこと。
もう左の本格左腕と呼んで良いだろう。
三振の獲れるサウスポー。
岩貞よ、君のポジションが確実になくなりつつあるぞ。
早く戻ってきなさい。

試合は取って取られてまた取って。
9表のドリスはまたしても暴投でピンチを広げてしまい、同点にされてしまったが、その裏にサヨナラ勝ちすることができた。
先頭は代打で登場した北條のツーベース。このヒットで甲子園の雰囲気が「勝てる」空気になった。そして次打者陽川の送りバント。プロ初バントだったそうだが、とても上手に決めて、この流れをさらに乗せた。
続く近本の場面で3塁走者を北條から江越にチェンジ。
この采配がズバリ。
近本のやや浅めのレフトフライで江越が激走。見事にサヨナラのホームを踏んだ。
ヒーローインタビューでは近本が「北條ならヒットを打たなきゃいけない」とおどけると北條も「ボクなら危なかった」と返す楽しいやり取りもあった。

8裏に逆転してなおも満塁まで攻め立てたが、そこで取り切れなかったことが苦しい戦いになっている。まあ、毎度書いていることなので、もうあきらめているが。
とにもかくにもオールスター後初勝利。連敗を6で止めた。
優勝はともかく、クライマックスは狙える位置にある。
頑張ろう。

ちなみに「キン肉マンデー」に合わせたわけではないだろうが、両チームの先発の背番号がともに29だったことを記しておく。