阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第15戦 vsDeNA3回戦【2021.4.11】

横浜スタジアム
阪神 200 100 000 3
ベイ 000 100 010 2
本 牧4号
○ガンケル3勝 ●阪口1勝1敗 Sスアレス
阪神 ガンケル、岩貞、岩崎、スアレス
ベイ 阪口、石田、砂田、山崎、三嶋

同一カード3連勝。
極めて調子の悪いベイスターズが相手なので取りこぼすわけにはいかなかったが、3つ勝てたのは大きい。
昨年の自分たちも同じように開幕当初に躓いたのでベイには同情はするが、かといって負けてあげるというわけにはいかない。というより、2勝10敗から最終的に2位になったので、バタバタしている今のうちに再起不能なまでにコテンパンにするくらいの気持ちで叩かないと、こちらがやられてしまうのである。

ガンケルがアッチソン以来の開幕3戦3勝。
先発でのアッチソンのイメージはそこまで良くないので、吉兆データではないがとにかく連勝しているのは良いことだ。キレと制球力が肝の投手。その手の投手ならば西勇輝というお手本がチーム内にいる。投球術を学びピッチングを質を更に高めてほしい。

相変わらず糸原の調子が良い。
この試合でも猛打賞。打率が2割に満たない近本の不調を補ってくれている。
そして、新人中野も猛打賞。もちろんプロ初。
イムリーも放ち、打率は.529に。いずれ研究されて打棒は奮わなくなるだろうが、調子の良い間に出来るだけ打ってもらおう。
ちなみに同じ新人佐藤輝明は初の二塁打を放ち、その中野のタイムリーでホームインししっかり得点を稼いでいる。

1表の先制点は近本、糸原の連打からマルテが三振に倒れ、一死2、3塁で大山を迎え、その大山がショートゴロ。
が、ショートの大和が1塁へ悪送球し、セカンドランナーの糸原も生還し2点が入った。
チーム状況が悪いと、名手と言われる大和でも信じがたいミスを犯す。
反面教師として、気を引き締めたい。

ガンケルの後は岩岩スアレスで逃げ切った。
岩崎はヒットを3本打たれどうなることかと思ったがしのいだ。