阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第107戦 vs巨人22回戦【2020.10.24】

東京ドーム
阪神 000 100 100 2
巨人 000 001 000 1
○髙橋5勝4敗 ●菅野13勝2敗 Sスアレス2勝1敗23S
阪神 髙橋、エドワーズ、岩崎、スアレス
巨人 菅野、鍵谷、ビエイラ

髙橋遥人が菅野に投げ勝つ。
あな気持ちよし。
6回89球4安打2四球3奪三振1失点。
菅野とは三度目の対決だった。これまで惜敗だったが、ようやく雪辱を果たした。
髙橋自身、中10日で挑んだ試合でもあり、前日に西勇輝で落としてもいるこの試合に懸けるものはあったはずだ。
矢野監督も「自信にしていい」とその投球を評価した。
この勝利をきっかけに更に飛躍し、来季は手の付けられないサウスポーになってほしい。

4表に近本の内野安打から、菅野のワイルドピッチで無死2塁のチャンスを作ると、糸原がライトへタイムリーを放ち先制。
1、2番でシュッと点が取れると気持ちが良いし、チームもノッていける。
7表は追いつかれた直後の攻撃だった。
サンズのヒットから陽川、坂本が倒れ暗雲が垂れ込めたが、代打糸井がフォアボールを選ぶと、続く代打原口が3試合連続のタイムリーを放ち勝ち越した。
やはりこの男は代打で輝く。

7回以降をエドワーズ、岩崎、スアレスで締めて勝利。
エドワーズ、だんだん戦力になりつつある。本人の言う「ジャイロスライダー」も最近はキレているように見える。来季もイケるかもしれない。

8表にサンズが外角低めの球をストライク判定され激高。ヘルメットを地面に叩きつけ、嶋田哲也球審に怒りをあらわにした。暴言もあったのだろう。あっという間に退場宣告された。
こういう風に書くとサンズが悪いように見えるが、悪いのは嶋田だ。
何度VTRを観ても、あれはボール。
あんなのをストライクにされたんじゃ野球崩壊だよ。
10月13日にも市川義之球審がボーアの打席で内角低めの明らかなボール球をストライクにして衝撃を受けたが、このところの審判員のストライクゾーンはどうなってるんですかね?
リクエスト制度が導入され、リプレー検証の対象にならないストライクボール判定にこそ、審判員の腕の見せ所は集約されるようになった。
要するに、そこでキッチリとした仕事ができないのであれば審判員失格。
もう少し、腕を上げてほしい。
それができないのであれば、ロボット審判を導入しよう。未熟な審判にふざけた判定を繰り返されるくらいなら、コンピューターに判別してもらう方がよほどスッキリする。