阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第106戦 vs巨人21回戦【2020.10.23】

東京ドーム
阪神 000 100 021 4
巨人 030 020 00X 5
本 丸23号 マルテ4号
○今村4勝2敗 ●西勇10勝5敗 S田口5勝5敗1S
阪神 西勇、岩貞、桑原、岩崎
巨人 今村、高梨、デラロサ、田口

昨年のCS第3戦以来(2019/10/11)の東京ドーム観戦。
先発が西勇輝ならば勝てる可能性が高いだろうと思って、わざわざ分の悪い東京ドームでの試合のチケットを買ったが、結局勝てなかった。
開幕3連戦でケチのついた流れは最後の最後まで取り戻せないんだな。

西勇輝は今季最短の5回5失点KO。
だが、自責点は2。なぜならば、一塁手のマルテが1試合で4つの失策を犯すという一塁手としてプロ野球史上初の記録を打ち立てたからである。2裏の3失点は1点は丸のソロだが、あとの2点はマルテがしっかり守っていれば防げていた。ちなみにこの回だけでマルテは3失策。
「守れない」がチームカラーだが、それもここに極まれりである。
矢野監督も
足引っ張りすぎだわな。ホームラン以外、全部でしょ。エラーが(失点に絡んだ)。それじゃ勝てるわけない。あまりにも…、簡単なミスというか、難しい打球じゃないんでね。
と、おかんむり。ま、そりゃそうだろうな。
4表に贖罪のソロを打ったけど、怒りはとけなかったようだ。
復帰初戦に決勝アーチを放ち、この日の朝にはデイリースポーツで【ボーア退団】が報じられ、そうなれば来季もマルテは安泰かと思われたが、まさかの守乱地獄。
残り試合で目の醒めるような打撃を見せてくれないと、マルテのクビも危うい。

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贖罪のホームランも矢野監督の怒りは収まらず...

しょうもない試合で終わるかと思ったが、8、9回に3点返し結果的に1点差にまで迫り、それなりに楽しむことができた。
9表に大山がレフトポール際に放った弾丸ライナー。あれが入っていれば、負けても全然悔しくなかったのだが、打球は無情にもファールゾーンへ。無念。だが、その後に4球連続見極めてフォアボールを勝ち取ったことを高く評価したい。これもまた4番の仕事。その見極めがあってこその2得点だった。
1点差にまで詰め寄り、なおも一死2、3塁で代打糸井。結果はフルカウントからの見逃し三振だったのだが、かなり微妙なハーフスイングだった。
あれ、スイング取ります?
3塁塁審は山口義治。8月29日の試合で球審を務めたときに、藤浪の球をことごとくボール判定した無能審判である。これもまた「運」なんだろうな。
で、スロー再生しない日本テレビ
そういうの、もうやめません?
陽川、中谷が連打でチャンス拡大するという、半ば奇跡みたいなことが起きたのに、無念の判定であった。

この反撃を呼び込んだのは6~8回に投げた岩貞、桑原、岩崎。

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3人とも三者凡退で巨人打線を封じ、流れをタイガースへ持ってきた。
守りのリズム、大事だよね。
来年は、もう少し守備上手くなろうね、みんな!

神宮で中日が勝ったので、東京ドーム3連戦での胴上げが消滅。
目の前での胴上げは回避できた。ありがとうドラゴンズ。
いつの間に、2位とのゲーム差は4。
もう2位は無理だな。
何とか3位を死守したいね。