阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第105戦 vs広島23回戦【2020.10.22】

阪神甲子園球場
広島 213 000 003 9
阪神 000 002 300 5
本 原口3号 ピレラ11号
○薮田1勝2敗 ●岩田1勝2敗
広島 薮田、塹江、ケムナ、フランスア
阪神 岩田、小川、能見、エドワーズ、岩貞、藤川

岩田はもうおしまいかなあ。
3回76球7安打5四球1奪三振6失点。試合を壊してしまった。
速いボールは無いから、キレとコントロールと投球術で勝負しなきゃいけないのだけど、キレとコントロールが全くなかった。

打線は薮田に抑えられちゃう。
薮田、打てそうなピッチャーなんだけど、この日のピッチングは良かった。
けれど、6裏に代打陽川のフォアボールを足掛かりに近本ヒット、糸原タイムリー、薮田ワイルドピッチで2点を返す。
7裏には代打原口の3ランで1点差にまで迫る。
岩田の後を継いだ小川がヒットを許しながらも3イニングを無失点で抑えたことで、流れが徐々にタイガースに向いてきた感があった。
しかし、9表に岩貞がピレラに3ランを打たれて勝負あり。
まあ、岩貞が打たれちゃしょうがないか。抑えている試合の方が多いし、こういうこともあろう。

この日はボーアが抹消され、もう昇格の気配がないことが明らかになり、能見の戦力外の報道があった。
能見はこの日のマウンドにも上がっただけに、切ないものがあった。
巨人のマジックも6となり、シーズンも終了間近。
功労者や助っ人の別れを迎えなくてはならない時期が近付きつつある。
悲しいね。