阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第33戦  vsヤクルト9回戦【2020.7.30】

明治神宮野球場
阪神 000 000 000 0
ヤク 010 000 32X 6
○高橋1勝1敗 ●藤浪2敗
阪神 藤浪、小川
ヤク 高橋、大下

藤浪晋太郎、今季2度目の登板。
残念ながら、打線の援護が全くなく2敗目を喫した。
ただ、ピッチング自体は悪くなかった。前回よりも抜け球は多かったが、それを補って余りあるキレがあった。
奪三振は10。
ヤクルト打線は捉えきれずに苦労していた。
7回115球8安打1四球4失点。失点は4あるが、自責点は1。
ローテに入れたくなる投球だった。というより、もう立派なローテの一員だ。
自責点が1なのは7裏の失点が北條の2失策から生み出されたものだから。同期で同級生の北條が足を引っ張る展開になり、ファンとしてはツラかったが、これも野球。きっとこの悔しさを北條はどこかで晴らし、いつか甲子園のお立ち台に二人が上がる日が来る。藤浪も「ああいうところで粘れてこそ」と仲間を責めず、自らを責めた。これぞエースの自覚。
打球が手首に当たり、とても心配だが、ここまで報道が出てないところを見ると平気なのだろう。
次は甲子園で巨人戦に登板することになる。
首位相手に甲子園での復活星を期待したい。

打線は高橋に手も足も出なかった。
直球が実に良かった。なんで、タイガース戦でそういうピッチングをするかね。巨人戦でやりなさいよ。
チャンスはわずかながらに作ったが全く生かせなかった。
1表の近本の牽制死はだいぶムードを下げた。
ここのところ、エラーが増え、軽率なプレーも出始めた。
気を引き締めていきたい。