阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第23戦 vsDeNA4回戦【2021.4.23】

阪神甲子園球場
ベイ 012 040 000 7
阪神 000 100 000 1
本 大山4号
○坂本1勝1敗 ●藤浪2勝1敗
ベイ 坂本、平田、エスコバー、石田
阪神 藤浪、エドワーズ、小野、桑原

相手は10連敗中。だが、ノせてしまうと調子づくチーム。なので、永遠に眠ったままでいてほしかったのだが、自滅の内容で連敗ストップをプレゼントしてしまった。

先発の藤浪は4回0/3 92球2安打6四球1死球奪三振2暴投1失点。
とにかくストライクが入らなかった。まともに投げれば痛打されることはないのに、抜けたり引っ掛かったり。こんなにランナーを出しておいて、失点は押し出しの1点だけ。もったいない。
でも、一度どん底を経験している藤浪だから、必ずや乗り越えてくれるはず。翌24日に抹消されたのは、首脳陣もそれを期待しているからだろう。リフレッシュして、次回登板は目の覚めるようなピッチングを披露してもらおう。

打線は坂本を打ち崩せなかった。
得点は大山のソロ一発のみ。昨年から続いていた「大山が打点をあげれば負けない」神話は19戦目で途切れた。
他のバッターも良い当たりがことごとく真正面だったり、好守に阻まれた。
まあ、こんな試合もあるでしょう。そんなにダメージを喰らう試合ではない。
ただ、佐藤輝明のダメージは深いかもしれない。
一死満塁で神里が放ったライト前ヒットを後逸しボールはライトフェンスまで転々と転がった。打った神里もホームインしてしまう少年野球のようなプレーだった。
外野手がまともに後ろに逸らすとこういうことになってしまうのだね。高校野球のワンシーンを見ているようだった。
これも経験。もともと内野手登録だし。
最終打席で低めの変化球をセンター左のフェンスに直撃させたヒットで少しは気も紛れただろう。これはこれでスゴい当たりだった。

あと、馬場。
3試合連続で満塁のピンチを招き、三度目の正直で失点を許した。
場面は一死1塁。デッドボールのランナーをピッチャーゴロで併殺に取ってチェンジかと思いきや、馬場はセカンドへ悪送球してしまい一気にピンチを拡大させ、それが佐藤輝明の大惨事を招くことになった。これほどまでに自分のせいなのに、馬場の自責点は0。野球って不思議。

さて3連敗。
やな感じ。
明日の試合がとても大事。