阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第23戦 vs中日5回戦【2020.7.18】

阪神甲子園球場
中日 000 003 000 3
阪神 002 060 00X 8
本 大山4号
○西勇2勝1敗 ●勝野2敗
中日 勝野、佐藤、岡田、橋本
阪神 西勇

女性問題で文春砲を喰らった西勇輝が報道後の初登板を完投勝利で飾った。
そもそも、他人の男女関係をあれこれと詮索して報道するなどという実に野暮なことに騒ぐ国民性が気に入らない。犯罪でもないわけだから、当事者同士で解決すべき問題で、そのことについて公に謝罪するなどということは実に愚かなことである。
まあ、自粛期間中に出歩いて女遊びをしていたことは大いに問題だが。
というわけで、勝てば官軍だった状況で、西勇輝は見事に本来の力を発揮して、騒動にケリを付けた。

9回125球9安打1四球7奪三振3失点。
6表に連打され、危うしな場面もあったが、こらえた。それでこそエース。

この窮地のエースを打線が援護。
3裏は近本のセカンドゴロで先制すると、続く糸原が右中間を割くタイムリーツーベースで2点目を挙げる。二死から得点が取れるところが良い。
5裏は替わった佐藤から京田のエラーをきっかけに一気に6点を取った。相手のエラー、フィルダースチョイスに絡め、ダメ押しで4番大山がホームランを放つという、強い点の取り方だった。
結果、この試合は5安打で8点を取るという実に効果的なゲームであった。

これで、5カード連続の勝ち越しを決め、借金は1にまで減った。
快進撃だぞタイガース!