阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第22戦 vs中日4回戦【2020.7.17】

阪神甲子園球場
中日 000 100 000 1
阪神 003 000 10X 4
本 ビシエド8号
○青柳3勝1敗 ●大野雄3敗 Sスアレス4S
中日 大野雄、藤嶋、橋本
阪神 青柳、岩崎、スアレス

先発の青柳は7回97球4安打1四球2奪三振1失点で試合を作った。
ゴロアウトは実に16個。
青柳の真骨頂といえるピッチングを見せてくれた。

相手は大野雄大。昨年はノーヒットノーランを喰らったが、今季はまだ勝ち星を挙げられておらず苦しい状況が続いている。
調子を上げられると厄介なので、このまま眠っていてもらうには我々が打ち崩すしかない。
3裏。
一死1、2塁から糸原が三塁線に不規則に転がるゴロを放ち、それがサード溝脇の悪送球を誘って先制(記録は1ヒット1エラー)。こういうツキのある点の取り方は、精神的なダメージを与えられるので良い。
なおも2、3塁のチャンスで3番サンズ。
ノースリーからストライクを取りに来たボールを狙い打ち。
打球は右中間へ飛び、2点タイムリーツーベースとなった。
ここに来て、サンズが調子を上げてきた。開幕前の練習試合ではサッパリだっただけに、これは嬉しい。韓国打点王の本領が発揮されつつあるのかもしれない。

7裏には再び糸原がヒットで追加点を生み出し、猛打賞の活躍。
近本が不調でスタメンを外れるという危機もみんなでカバーしあえている。その近本も代走で盗塁を決め、出来ることはしっかりとこなしている。
うん、とてもいいチーム状況に思える。

安定感のある青柳はビシエドにソロを浴びたものの、他はキッチリ抑えた。ビシエドは無敵なので、打たれても仕方ない。他を抑えれば勝てるのだから、これで良し。
8回岩崎、9回スアレスと新たな勝利の方程式もしっかりとハマり、快勝。
気持ちよし。