阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第24戦 vs中日6回戦【2020.7.19】

阪神甲子園球場
中日 011 100 000 3
阪神 300 301 04X 11
本 ビシエド9号
○能見1勝 ●梅津2勝3敗
中日 梅津、藤嶋、岡田、ゴンサレス、佐藤、橋本
阪神 岩貞、小川、能見、馬場、岩崎、伊藤和

中日に3タテを喰らわせ、先日のナゴヤドーム3連敗の借りを返した。
あな気持ちよし。

好調だったボーアが右臀部の張りでベンチ外になる危機的状況も、みんなでカバー。
スタメンには福留のオジキが名を連ねた。
そのオジキは1裏に武田のライトへの飛球をダイビングキャッチでスタジアムを沸かせ、ナインを引き締めた。

中日の先発は投げっぷりの良さが良い方向に出ている2年目の梅津だったが、初回から4安打で攻め立て3点を先制。
しかし、岩貞がパッとしない。2、3、4表に1点ずつ取られて同点にされてしまう。
良くない岩貞が出てきてしまった。次回登板での復調を期待したい。
このピンチは中日の自滅で救われる。
4裏は5つの四球と1つの失策でノーヒットで3点をもらった。こういう展開になった以上は絶対にモノにしなければいけない試合。

5表にマウンドに上がったのは小川一平
この1イニングさえ抑えればプロ初勝利だったが、ヒットとフォアボールを与えて2/3で降板。さぞ無念であったろう。これを糧に頑張れ。
このピンチを救ったのは能見。ベテランの味で窮地を脱し、棚ぼたの1勝を手にした。

6裏に1点、8裏に4点と強い野球を見せて結果的には完勝の試合となった。
オジキは4打点の活躍を見せ、存在感を大いにアピール。
誰かが欠けても他の誰かで穴を埋めることができる。金本政権で地力を付けさせた選手、矢野が二軍で育てた選手がチームの総合力を高めているのだろう。
開幕当初こそチグハグだったが、ここにきて強いチームになりつつある。

さあ、ついに借金0。
シーズンはここからだ!