東京ドーム
阪神 001 010 000 2
巨人 000 100 20X 3
本 西勇１号 吉川尚１号
○菅野１勝 ●岩崎１敗 Ｓデラロサ１Ｓ
阪神 西勇、岩崎、エドワーズ
巨人 菅野、中川、デラロサ
西も菅野も上々の立ち上がり。
菅野の落差のあるスライダーと１５０キロを超える直球に打線は苦労した。その中で西勇が出会い頭のソロホームランを放ち先制。いいバッティングだけど、それにしてもよく飛んだ。練習試合の時から思っているが、今季のボール、やたらと飛ばないか。ハマスタでも大瀬良がホームラン打ってるし…
勢いづきたかった西は、４裏の二死から岡本にフォアボールを与え、亀井にツーベースを浴び、中島に内野安打で同点に追いつかれた。
二死からというのが、実にもったいない。西はこういうところがある。そういうところは去年から変わらない。
それでも５表に一死から梅野がフェン直の二塁打を放ち、再び西のバットが火を吹く。左中間を破るタイムリーツーベースで勝ち越した。
西勇輝の獅子奮迅の活躍で勝利をモノにしたかったが、７裏から登板した岩崎が自身の誕生日だというのにパッとしない。
先頭の代打石川にヒットを打たれ、続く代打の湯浅に送りバントを決められ、吉川尚に逆転２ランを喰らった。内角のボールをものすごく上手くさばいてライトスタンドに叩き込んだけど、それにしてもボール飛びすぎじゃない？
岩崎が誤算だった。結果論だけど、西続投ならば、とも思う。でも、西のボールも浮き始めてたしね。仕方ない。こんなこと、よくある展開。これが野球。今日は始まったことを喜ぼう。
８裏のエドワーズはそこそこ良かったし。
９表、３番マルテが３本目のヒットを放ち、４番ボーアの逆転２ランを夢想したけど、現実はサードゴロゲッツー。万事休す。
落差のある変化球はまだしも、直球にも振り遅れている感じだったし不安はいっぱいだ。
めでたい開幕戦も負けると全然面白くない。
とにかく４番に据えてるボーアがそれなりに打ってくれないと勝てないので、目覚めるのを待とう。
今後、全然当たりが出ないときに、どのタイミングで４番を外す、スタメンから外す、二軍へ落とす、などの決断を出来るかが優勝できるか否かを決めるだろう。
