阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第97戦 vs中日16回戦【2019.7.31】

阪神甲子園球場
中日 100 101 000 3
阪神 000 100 100 2
○山本1勝1敗 ●青柳5勝7敗 S岡田2勝1敗3S
中日 山本、福、ロドリゲス、岡田
阪神 青柳、守屋、浜地

中日先発の2年目右腕・山本は阪神ファンだったという。ファンクラブにも入っていたというから、とても熱心なファンだったのだろう。いや、幼いころからのファンであるならば、三つ子の魂百まで、今もファンなはずだ。
だが、その山本はドラゴンズのユニフォームを身にまとい、プロ初勝利をタイガース相手に決めた。
思えば、巨人のドラ1、高橋優も阪神ファンだった。
やっぱり、プロになると好きなチームとか関係ないんだね。あたりまえだけど。
そして、相手投手が阪神ファンでなくとも、今季4人目となるプロ初勝利をプレゼント。
優しいなあ。

先発青柳は粘り切れないピッチング。
3失点だが10安打2四死球ではリズムは作れない。
5裏の一死1、2塁の打席ではバント失敗併殺打で攻撃のリズムをも崩した。
が、試合後のコメントは
ヒットをあれだけ打たれて、リズムが悪くなってしまったんですが、何とか最少失点に抑えて最低限はできたかなと思います
新聞紙上のコメントなので、いろいろはしょられているとは思うが、腑に落ちない。
最少失点に抑えればいいというものではないし、リズムを悪くしていること自体が大きな敗因であることをわかっているのかしら。
ま、こちらが思っていることなんか当然本人も首脳陣もわかっているはずなので、次の投球で反省したかどうかを見極めよう。

~7月の成績~
9勝12敗1分
3つの負け越し。オールスターを挟んでの6連敗が痛かった。連勝できるチームではないので大型連敗の負債を取り返すのは時間がかかる。辛抱の時。