阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第27戦 vs中日5回戦【2021.4.28】

バンテリンドームナゴヤ
阪神 000 000 010 1
中日 020 000 04X 6
本 福田1号 ビシエド2号
○勝野3勝1敗 ●青柳2勝2敗
阪神 青柳、小林、岩貞
中日 勝野、福、祖父江、又吉

やはりナゴヤドームは鬼門なのか、いやバンテリンドームナゴヤ
昨季からの連敗は7まで伸びた。
チーム状況もそれほど良いとは言えない中日相手に西勇輝、青柳で2連敗したのは痛い。

その青柳は6回94球3安打1四球7奪三振2失点。
決して悪い投球ではなかったが、2裏の失点は四球のランナーを7番木下と8番根尾に連続タイムリーを浴びてのもの。ムダなランナーを下位打線相手に、しかも二死から失点するやりきれないものだった。その上、木下へのボールは呆れ果てるくらい甘いボールだった。油断しすぎ。
矢野監督も「状態自体は良かったと思うし、だからこそもうちょっと工夫というか、バッテリーで出来ることがあったんじゃないか」と青柳へはもちろんのこと、梅野にも苦言を呈した。それくらいもったいない失点だった。

打線は勝野に6回まで散発の3安打に抑えられ、7表こそようやく連打を重ねて二死1、2塁のチャンスを作ったが、そこで替わった福に代打糸井がショートゴロに倒れ無得点。
糸井、そろそろ目に見える結果を出さないとファーム行きもあり得る。いずれロハスは上がってくるだろうし、矢野監督のお気に入りと思われる植田や江越がケガから復帰してきたら、その立場は全く安泰ではない。奮起を期待する。超人の超人たるゆえんを見せてくれ。

8表に祖父江を攻め立て、無死1、3塁でマルテが犠牲フライを放ち1点を返し、続く大山のヒットで再び1、3塁のチャンスを作り出し一気に同点、逆転の機運が高まったが、サンズがサードゴロ。致命的な足の遅さもあり併殺に。
チャンスは一瞬で消え果てた。そして、士気も下がりいやーな感じがそこはかとなく漂った。

そして、その裏。
勝ちパターンの岩貞が先頭の代打福田にソロを浴び、さらにヒットやフォアボールでランナーをため込んでビシエドに3ランをライトスタンドに叩き込まれTHE END。
ホームランが打てなくて苦しみあえでいた中日に1イニングでセットアッパーの岩貞が2本塁打うたれちゃうなんて。。
岩貞、大丈夫か?
いや、岩貞はたまにこういうことあるよね。きっと大丈夫。

9裏はライデル・マルティネスに何も出来ず抑えられ試合終了。
球速いピッチャー、打てない。
でも、
まだ貯金9。まだ首位。
でも、2位巨人が1ゲーム差にまで迫っている。
明日は巨人の試合がないので首位陥落はないが、気を抜いている内にあっという間に転落もあり得る。
せめて、4月いっぱいは守って欲しいなあ。