阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第85戦 vs中日12回戦【2019.7.15】

ナゴヤドーム
阪神 001 001 000 2
中日 100 001 02X 4
本 陽川2号 アルモンテ3号
○大野雄6勝6敗 ●ジョンソン2勝2敗 S R・マルティネス3敗7S
阪神 ガルシア、藤川、ジョンソン、小野
中日 大野雄、R・マルティネス

オールスターで大暴れした虎軍団だが、お祭りに特化されたイベントでストレートしか投げないピッチャーの球をいくら打ったところで、なーんの価値もない。
ペナントレースで打ってほしいのだ。

そんな願いを込めた後半戦初戦。
前半戦終了時に指揮官が「やはり点を取りたいですね」と言っていたが、全然取れなかった。
前回の対戦でも抑え込まれた大野雄に8回5安打に封じられ、完全にカモられた。
3表に同点ソロを放った陽川を一応褒めてあげるが、これまでに貰っているチャンスの多さからすれば、結果を出す率があまりにも低すぎる。
6表は近本のヒットを糸井が返す、いまタイガースができる唯一のタイムリーパターンで勝ち越しウカれたが、その後のチャンスを大山が併殺で潰すいつものパターンで現実に戻る。
大山については「我慢」を決めているので、不平不満は言わない。
まだ「我慢」できる。

ガルシアは試合を作ったが、初回に先制点を許す展開が残念だった。
今のタイガースに追いかける展開はつらい。
6裏のアルモンテに一発を浴びたのも痛恨だった。
しかし、開幕当初の使い物にならない投球からは脱却し、しっかりローテーションの一角を形成できる存在になった。我々が求めている姿に近づきつつある。
メッセが離脱した今、実績のあるガルシアにかける期待は大きい。
目標の数値は昨年マークした13勝。えーと、あと11勝。。

PJが打たれてしまった。
糸井のファインプレーでツーアウトになってからの連打で勝ち越された。
「こんな試合もある」と自らを慰めるが、「PJもダメになったのでは」という不安の方が大きい。

オールスターで大活躍した近本がその好調を継続させていることが救いだが、他はすべて不安要素に包まれた後半戦初戦。
マルテも脚を痛めて途中交代したし。ソラーテがやってきたときに、マルテと同時併用できないと意味がないのに。うーん、こうなったらナバーロの覚醒待ちか?

これで中日と1ゲーム差になり、あっという間に5位転落が目前に。
オールスター休みで忘れかけていたが、そもそも4連敗なんだよな。。