阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第45戦 vsヤクルト10回戦【2019.5.21】

阪神甲子園球場
ヤク 010 000 100 2
阪神 100 200 00X 3
本 村上12号
○青柳4勝3敗 ●原2勝4敗 Sドリス1勝1敗9S
ヤク 原、ハフ、マクガフ
阪神 青柳、能見、ジョンソン、ドリス

今季のヤクルトとの試合は接戦になることが多い。
だが、今のところ競り勝てている。

先発の青柳が打たせて取るピッチングで試合を作る。
1表に先頭の太田を内野安打で出塁させるも、青木を併殺に打ち取りピンチの芽を摘む。
この後も毎回のように(5表以外)ランナーを出すも、前述を含む3併殺で流れを相手に渡さない。
6回97球4安打2四球4三振1失点でマウンドを降りた。試合をしっかりと作れる投手に成長しているのがとても嬉しい。

野手陣は福留が1裏にフォアボールから作ったチャンスで先制タイムリー。
4表にも追加点の足掛かりとなる二塁打を放ち躍動した。
5月20日に上原浩治が引退を発表したことでセ・リーグ最年長になった。その上原とは年齢こそ違うが98年ドラフト入団の同期生。
技術もさることながら、気持ちが前面に出て向かって来られるというのは打者としては攻めづらいというところがあった。やっぱりちょっと寂しい。ただそれ以上、僕が言えることはない
と、上原についてコメント。
今季はイチローや上原が去り、残り僅かな現役松坂世代も苦しんでいる。
その中で、福留や球児がその姿勢や、成績で若手の多い選手たちを引っ張っているのは頼もしい。
ベテランと若手の融合で勝ち上がる。金本政権で目指した野球が、矢野監督によって芽吹きつつある。今後も楽しみだ。