阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第12戦 vsDeNA3回戦【2019.4.11】

阪神甲子園球場
ベイ 020 003 000 5
阪神 001 000 100 2
本 大山1号 神里2号 近本1号
○大貫1勝 ●秋山1敗 s山崎1勝1S
ベイ 大貫、国吉、パットン、山崎
阪神 秋山、守屋、尾仲、島本

ラクル逆転勝利の余韻は前夜の濱口完封で完全に消し去られ、勢いを削がれたチームは新人投手を打ち崩せず、結局カード負け越し。
とにかく打てない、というのはここ数年の課題で、こんなに明確な敗因は無いのだから何かしら手は打てると思うのだが、どうも真剣に課題に取り組んでいるように感じられない。
コーチ、スコアラー、選手自身、もっともっと相手投手を研究して試合に臨んでほしい。
「ここぞの力」いわゆる勝負強さだが、この力が去年から全く伸びていない。
初回の二死満塁、中谷はセカンドゴロで先制点取れず。フォアボール二つで初回から崩れかけた新人投手を攻めきれず、大貫を「何とかなる」という気持ちにさせてしまった。
まあ、中谷なので仕方ない所はある。基本、オッズは100倍のバッター。すでに今季はマツダで逆転ホームランをかっ飛ばしてしまっているので、次の万券ゲットはまだまだ先のこと。
大山も、だんだん中谷と同じ気配がしてきている。チャンスで凡退して、何でもない時のソロホームラン。そんなんじゃ給料上がらないぞ。
中谷と江越でもうお腹いっぱいなのだ。万券枠はもう埋まっている。金本以来ずーっと空いている大本命枠に君は入らなくてはいけないのだ。

秋山が6回9安打3四球5失点で試合を作れず。
コントロールが生命線の投手が3四球では。。
ストレートの力がまだ戻っていないのだろう。二軍では抑えられても、一軍ではまだ厳しいか。
まだ、シーズンは長い。再調整して、一昨年並みの力強さを復活させてほしい。

近本が12球団の新人で一番乗りのホームラン。
負けた試合でも、こういう希望の光があれば、気分もわずかながら晴れる。