阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第11戦 vsDeNA2回戦【2022.4.6】

阪神甲子園球場
ベイ 000 000 001 005 6
阪神 000 010 000 000 1
○伊勢1勝 ●齋藤1敗
ベイ 石田、砂田、エスコバー、三嶋、田中健、伊勢、山﨑
阪神 伊藤将、岩崎、湯浅、齋藤、桐敷、馬場

◆試合メモ
・伊藤将はよくやった。自らタイムリーを放ち、「あと1球」コールまで球場を盛り上げた。9回112球4安打2四球4奪三振1失点は責められない。が、厳しいことを言えば、9表にフォアボールで先頭の桑原を出塁させたことが敗因の一つではある。先頭打者は死ぬ気で抑えてほしかった。

f:id:knta-0126:20220407162242j:plain・11表に登板した湯浅は無死3塁のピンチをしのいで無失点。指揮官が守護神起用を明言しただけのことはある。度胸のあるピッチングだった。

f:id:knta-0126:20220407162355j:plain・ヒットは出ている。ただ得点にならない。タイガース永遠の課題なのでそう簡単にクリアできるとは思えないがツラい。
・11裏の一死1,2塁での小幡の見逃し三振は痛かった。確かに際どい球ではあったが、カットするなり何なりして意地でもつなぐ、進塁させるところを見たかった。
・12表。齋藤が試合を破壊する投球を披露。3回続けて良いピッチングをすることが出来ないよね。2回続けて好投して、首脳陣の気を引いて、一番堪えてほしいところで失敗する。まだ修練が足りないのかな。一度鳴尾浜へ行こうか。
・桐敷も度胸のあるピッチングが出来ていない。ピンチで起用される新人投手に求められるところはそこ。
・昇格してきた馬場も簡単に打たれる。馬場、年を追うごとにコントロールが悪くなるね。はあ...
・というわけで、福原、金村両投手コーチの投手運用に疑問を持たざるを得ない。中継ぎ投手を育てるのが伝統的に上手な球団だけに何とか持ち直してほしい。
・12裏。敗色濃厚のさなか、突如ライトスタンドからスタジアム全体に広がり始めたスマホライト点灯を、試合を止めてしっかりと場内アナウンスさせてやめさせた芦原球審はえらい。観客のモラルを問われるよね。何をして良いのか、悪いのか、冷静に考えればわかること。試合展開と相まって、空しくなる一件であった。

梨田昌孝は6裏の一死2塁で大山サード内野安打で三進出来なかった2塁走者糸井の走塁を紙面で断罪していた。2塁走者としては難しい当たりではあったが、確かに進んでいれば大チャンスであった。
僅差のゲームは一つ一つのプレーが響いてくるよね。

それにしてもオースティン、ソトを欠いているベイに負けるのは痛い。