阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第113戦 vsDeNA22回戦【2020.10.31】

横浜スタジアム
阪神 401 260 000 13
ベイ 000 102 002 5
本 陽川6、7号 ロペス11号 オースティン20号 大和4号
○秋山10勝3敗 ●井納6勝7敗
阪神 秋山、谷川、馬場、能見、藤川
ベイ 井納、武藤、国吉、武藤、砂田、平田、伊勢

1年ぶりの横浜スタジアムでの観戦だったが、大勝で実に気分が良い。

初回に陽川がいきなり満塁ホームラン。
前日に二度のチャンスで凡退した悔しさをここで晴らした。

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グランドスラムを放った陽川を迎える筒井コーチと木浪

3表に陽川はまたしてもホームラン。今度はソロ。これは史上初のサイクルホームランがあるかもしれない。と、楽しみにしていたのにラミレスはその後の陽川の2打席を敬遠するというホントにつまらない采配をしてくれた。エンターテインメントを分かってないな。

4、5表で8得点し、すでに計13点。
スタンドのタイガースファンは笑いが止まらない。
サンズが猛打賞。糸原、木浪、マルテがマルチ安打。
実証実験か何かでお客さんをたくさん入れたみたいだが(24,537人)、その効果はタイガースに好結果をもたらしたようだ。

先発の秋山は6回85球8安打無四球4奪三振3失点。
13得点の援護があれば楽に投げられたことだろう。3年ぶりの二ケタ勝利はさぞ嬉しかろう。我々ファンも嬉しい。

9回に能見、球児が登板し、横浜の阪神ファンへ惜別のピッチング。
球児は大和に一発を浴び、苦笑い。
大和に軽々とスタンドインさせられてしまうところを見ると、もう球児に余力は無いんだな、と思い知らされる。

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試合後に日米で各1000本安打を達成したロペスのセレモニーが行われた。
ロペスの家族はもちろん、メジャーの選手たちやゆかりのあった選手たちのインタビューを交え、この日の試合で放った記念すべき日本での1000安打目となるホームランのシーンをも映像に織り込んだVTRは力作で感動的であった。
感動的に感じる余裕があったのは大勝したからなのだが。

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おめでとう。ホセ・ロペス。