阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第13戦 vs中日1回戦【2019.4.12】

阪神甲子園球場 
中日 100 203 003 9
阪神 000 001 300 4
本 ビシエド4、5号 
○笠原1勝 ●メッセンジャー1勝1敗
中日 笠原、佐藤、谷元、ロドリゲス、R・マルティネス
阪神 メッセンジャー、岩崎、ジョンソン、桑原、尾仲

メッセンジャーが負ける姿を見ると、「もう(選手として)終わりなのかもしれない」という思いが頭の中によぎり切なくなる。
1表の失点は暴投&悪送球という明確なミスなので心配いらないが、3、5表のビシエドホームランは完全に力負けに見え、胸が締め付けられる思いだ。
それでもチームが勝てば気がまぎれるというものだが、相手の主砲に2本のホームランを打たれているのだから勝てるはずがない。
それでも7裏までに近本のヒットをきっかけに2点差まで迫った。
「もしかしたら」という気持ちにさせてくれた。
今はチームの発展途上期、というフィルターを通せば、この試合は一度でも光明が差したので合格だ。
その7裏、二死満塁のチャンスで内角ストレートの難しいボールを打ってサードゴロに倒れ逆転機を潰した大山のことも、まだまだ我慢してみる余裕が私にはある。
ただ、桑原が9表にポカスカ打たれてしまったのは気がかりだ。
虎のマリアーノ・リベラがシーズン序盤で使い物にならなくなるなんてことになったら困る。頑張れ桑原。

最後に、
木浪聖也、プロ初ヒットおめでとう!
なまじオープン戦で打ちまくってしまったがために、変なプレッシャーを感じる環境になってしまった。だが、1本出れば、変わる。
負けている試合展開なのに、ヒットを打った一塁塁上でベンチに向かって両手を上げてガッツポーズをする姿は、その喜びがストレートに伝わり、とても良かった。
それに応えるベンチもまた然り。
負けてはいてもベンチは明るい。
これ、大事。