第121戦 vsヤクルト21回戦【2018.9.15】
阪神甲子園球場
ヤク 012 000 300 6
阪神 100 000 210 3
○山中2勝 ●青柳1勝1敗 S石山3勝2敗29S
ヤク 山中、ハフ、近藤、石山
阪神 青柳、岩崎、桑原、藤川
青柳、山中のサイドスロー対決は山中に軍配。
山中に弱すぎる。これで通算7勝3敗。他のチームが打てるのに、なぜウチだけ打てないのだ。
この日は幸先よく1裏に1点を先制したが、2、3表にヒットを畳みかけられあっさりと逆転を許した。
必殺の「二死から失点」炸裂である。
どうしたらこの病気は治るのだろう。治せる人などいるのだろうか。
変則投手は観ていても楽しいので、青柳には是非ともこの病気を克服し、ローテの一角を占める投手に育って行ってほしい。
6回終了時点ではまだ2点差。逆転の望みはあった。
が、7表に岩崎が試合を壊す。致命的な3点を献上。
今年の岩崎は開幕からずっと安定感がない。春先に先発候補に上げられた挙句、結局中継ぎ起用というのが尾を引いているのだろうか。
ケガをせずに投げ続けてくれるタフさは評価できるが、防御率5.14のリリーフ投手ではさすがに厳しい。
良い時は手の付けられないピッチングをする投手。復活してほしい。
7裏に2点を返し、なにやらいい感じの流れが向きはじめた。
8裏。
陽川のタイムリーで1点を取り、なおも一死満塁のチャンスを作った。
2点差。一打出れば同点、あわよくば逆転。犠牲フライでも1点差でプレッシャーをかけられる。
勝負どころである。
伊藤隼太。
ショートフライ。
何やってんの?
逆転の気配が引き潮のように去ってゆく。
続く梅野はショートゴロ。チェンジ。
ここ一番で打てる力。この差が今年のセ・リーグの順位を形成している。
「二死から失点病」の克服。
「ココイチで打つ力」の会得。
来季優勝するために必要なコト。