阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第11戦 vs巨人3回戦【2023.4.13】

東京ドーム
阪神 010 120 000 4
読売 010 000 000 1
本 ノイジー2号 渡辺諒1号
○西純1勝 ●横川2敗 S湯浅5S
阪神 西純、岩貞、石井、岩崎
読売 横川、直江、田中千、代木

この日の同行者は年上ジャニオタ女子Y。
Yと観に来る時の勝率は五分五分。で、彼女は関ジャニ∞のライブ(今年1月)以来の東京ドーム来訪とのこと。
五分五分の賽の目は虎の方に転がった。

いや悩んでないよ。昨日から決めとったんや(笑い)。まあ渡辺を呼んだ時からな、今日いくつもりやって呼んだわけやから

渡辺諒が活躍するということは、サトテルの居場所がなくなるということ。
佐藤輝明後援会員としては、これはツラい。
でも、サトテルはライトも守れるからな。板山を外してライトで起用しても良いんじゃないかな、岡田監督。
いや、岡田監督がこんな簡単にサトテルを見放すわけないな。で、サトテルもこんな簡単にダメになっちゃうような男ではない。
うまいこと、渡辺諒と共存してほしいなあ。

★ピックアップ
・シェルドン.ノイジー
渡辺諒を選んでも芸がないので。
2試合連続で先制アーチを叩き込む。素晴らしいの一言に尽きる。
何と頼りになる男だろう。すでにボーアは超えた。
巨人相手での活躍ぶり、褒めてつかわす。

《試合メモ》
・ファーム。ドラ5戸井が中日戦でサヨナラ2ランを放つ。今年の高卒新人スゴいな。
渡辺諒、昇格。そして3番サード起用に応える。
・2表。5番ノイジー、ソロで先制。
・2裏。ライト板山が補殺でブリンソンを3塁で刺す。このプレーは大きかった。素晴らしい送球だった。
・4表。渡辺諒、ソロ。見事な変化球破壊だった。直球だけじゃないね!
・4裏。無死1塁で大城のファーストゴロ併殺。大山の処理が上手かった。
・5表。先頭の7番板山、今季初ヒット。追加点につながった。えらい。
・5表。無死1、2塁で9番西純矢がナイス送りバント
・5表。一死2、3塁になって1番近本が犠牲フライ。貴重な追加点。さすが選手会長
・その後、中野の打席で横川がワイルドピッチでさらに追加点。ラッキー。
・5裏。セカンド中野が松田の当たりをナイス処理。さすが日本代表。
・6裏。一死1、2塁のピンチでサード渡辺諒が大城の強烈なライナーをナイスキャッチ。
・7裏。岩貞、無失点ピッチ。おかえり。
・8裏。木浪が大城のショートゴロをナイスフィールディングで併殺を成立させる。
・8裏。石井、無失点ピッチ。
・9裏。湯浅、無失点ピッチ。さすが日本代表。
・先発の西純矢、6回90球9安打1四球5奪三振1失点。打たれまくったけど1失点で乗り切った。今季初勝利。
・首位タイに浮上。
・前日に圧巻の投球をした村上岡田監督が監督賞をあげたとのこと(報道ステーションより)。さすが、ケアが行き届いてる。

《ちょっと反省》
熊谷、降格。すぐまた上がってこられると思う。
サトテル、スタメン落ち。7表に代打で登場もあっけなく三振。私は大丈夫だと信じている。
板山。2表。無死1塁でセカンドゴロ併殺打。8表。二死満塁で初球ポップフライはない。しかも相手は新人の田中千晴。初登板でアップアップなのに。守備は良かったが、打撃はもう少し何とかした方が良い。

●指揮官コメント全文

-スタメンを大きく変えましたが、采配がズバリでしたが
「いやいや、大きくというか、まあ(相手投手が)左でねえ、まあ最初から、きのう、きょうと左が来るのはわかっていたんで。まあ、最初からね、(渡辺は)いくつもりだったですけとね」

-5番に置いたノイジーは2試合連続の先制本塁打
「いや、ちょっと順番を変えたんですけどね。まあ渡辺をね、初めて使ったんでね。そろそろ出るかなあと。きのうもあったんですけど。もうほんと、いいところでね。きょうは先制だったですけど。ほんと、いいいところで出て、まあだいぶ調子も上がってきたというか、長打も出るようになってきましたね」

-渡辺がいきなり大きな仕事をしましたね
「ちょっと熱でね、リタイアしたんですけどね。まあ、なんとか治って、まあファームでも1試合出たんですけどね。まあ、ちょうどいい左ピッチャーだし、いい機会だったんで。うん、まあ、それがうまくはまったですね」

-いきなりホームランもあったが、守備でも…
「きょうは守備もよかったですね。まあ、ヒット12本打たれてね。守備でだいぶ失点を防いだですね、きょうは」

-守りの野球が随所に
「でも12本もね、打たれて。西もあんまり良くなかったけどやっぱりバックの盛り上げというか。あの中継プレーもそういう意味では大きかったですね。あそこは大量失点の可能性あったんでね、あのプレーが一番大きかったですね」

-板山のプレーだった
「いや、打つので使ってるけど結構守備の方で貢献してくれるので。今日はヒット1本出て良かったですね」

-8回に石井をリベンジさせた
「はいはい、あれはもうピッチングコーチは加治屋と言ったんだけど、石井でいくと。3点だったし分からない状況だったので」

-明日に向けて
「久しぶりにね、10日ぶりですか4点ね。ずっと1点ばっかりだったから。ちょっとは兆し出てるというか。これDeNAは2回目なんで。何とか。まあ向こうも最初3連勝したんで相当な気持ちで来ると思うので、まず明日1つ頑張りたいと思います」

(囲み)
-渡辺諒を3番に置いたのは
「いや、まあチャンスに回ってくると思ったからな、それやったらな、ノイジーが昨日ホームラン1本出てるからな、それはね、チャンスになったらノイジーに任そうと思ってた。3番の方がちょっと楽に打てるやろ。初めてのスタメンやったからな」

-佐藤輝のスタメン落ちは悩んだと思うが
いや悩んでないよ。昨日から決めとったんや(笑い)。まあ渡辺を呼んだ時からな、今日いくつもりやって呼んだわけやから

-外すという決断は
「いやいや、だからいつも言ってるやん、やっぱり結果が出なかったらしょうがないやんか。やっぱり勝つためにシーズンはな、勝つためにやってるんだから、それは、しょうがない。理想とそら現実は違うよ、そら」

-渡辺諒は明日以降もスタメンか
「いや明日以降はまだちょっと分からない。ピッチャーも右みたいやけどな、なんか」

-スタメンで出していきなり結果を出すのはすごい。元々バッティングは良かったが
「いや、良かったいうて、左(投手)の時には使おうと思ってたよ、だから」

-先ほど言った体調不良とか色々あっての
「そうや、体調不良なかったら、もっとはよいっとるかもわからんやろ。もう、それはしょうがないで」

-三塁も準備させてよかったのでは
「いやいや、準備はだって11月からしてたよ。すぐ守りに行ったやんか、11月」

-5回の追加点が大きかった
「そうよなあ、久しぶりっていうか、10日ぶりやろ? 広島の初戦以来やな、4点もとったの。まあなあ、2-1の展開でなんかまた嫌な感じやったしな、結局は。まあでも木浪もバント失敗してあとヒット打って。いやいや、もうあそこは木浪に送らして、お前ちょっとハッパかけとったんよ。西純に。“お前が打て”言うて。ほんならバントになってもうたけどな、しゃあない」

-ノイジーもホームランが出るようになってきた
「いや、まあまだまだ、それはこれからやろそんな。まあでもね、やっぱ長打が出だすとね。クリーンアップ打ってるもんに長打出すと、やっぱ違うよな。チームのこう勢いというか、そういう意味ではな」

-石井もこの3連戦のうちにやり返した
「最初、加治屋で行きましょうかと言ったけど、いやいや、これはもう今日やり返そ言うて。打順的にはな。もう岡本からやからよかったからな」

-だんだん経験つんで、あの厳しい場面というか
「まだな。だってこんな厳しいところで去年まで投げてないやんか。若いしな、はっきり言うて、連投とかそんなんじゃしもう、投げて抑えることが一番自信になってな。そういう経験が一番大事と思うしな、抑えることによってな、それは自信つくと思うよ。俺は」

-岩貞も復帰
「いやいや、最初な、初登板やから、ちょっとボールうわずっとったからな。まあ3点あったから。そら、大丈夫と思ったけどな」

-西純も最初はどうなるかと
「一昨日良くなかった、ブルペンで。なんかコントロール悪いよな。簡単にストライク取りに行く所よな、初球な。イニング先頭とかな。自分でピンチ招いてしまうと言うかな、もうちょっと丁寧さというか、慎重さがあればな、もっと楽にいけるけど。でも、あんなヒット打たれへんで。あのボールで。そら、おかしい」

-それでも1失点
「いや、そら、あれやで。バックの守りやで。守りに助けられたよ」

-3併殺は結構大きい
「ぉん、ほんまねえ。あそこのな、リクエストの所も大きかったよ。あれ、ノーアウトやからな、考えたらな。めちゃめちゃ大きいけどな。あの1点にしてもな」

阪神で400勝目に
「あっ、そう。わからんよ、そんなん。別にええやん」