第7戦 vsヤクルト2回戦【2023.4.8】
阪神甲子園球場
ヤク 000 000 000 0
阪神 100 000 00x 1
○大竹1勝 ●尾仲1敗 S湯浅3S
ヤク 尾仲、大西、今野、星
阪神 大竹、岩崎、石井、湯浅
甲子園駅から球場へ向かう広場に、アオダモの花。
こんな風に花を咲かせるのだね。
ヤクルトの出てくるピッチャーはすごくボールが速くなっているというかね、ちょっとそういう意味ではこっちの打線よりもヤクルトのピッチャーのスピードとか切れとかちょっとビックリしましたね
星なんて、すごく良くなってんじゃん。今野も去年より安定してるし。
困るな。マクガフが居なくなって喜んでたのに、大丈夫そうじゃん。ちょっと、何とかしないといけないね。
★ピックアップ
・大竹耕太郎
一発が怖い打線を6回無失点。1-0という緊張感のある中で素晴らしいピッチングだった。ランナーを出しての山田や村上の打席では牽制球をしつこいくらいに挟み、決して相手にのまれないようにしていた。この老獪な投球術が良い。
《試合メモ》
・坂本誠志郎、木浪聖也、島田海吏が今季初スタメン。
・1裏。2番中野のセンターオーバーツーベースに続いて、ノイジーがライトへヒット。一時はサンタナのスライディングキャッチで併殺判定になったが、リクエストの結果、一死1,3塁に。危うかった。リクエスト制度が無ければ泣き寝入りだった。ノイジーナイスバッティング。
・1裏。4番が大山が先制の犠牲フライ。早くも今季3本目。大山が打つと嬉しい◎
・2表。オスナの大飛球をフェンス際でレフトのノイジーがジャンピングキャッチ! えらい!
・2裏。8番木浪がフォアボールで9番に回した。こういうの大事。
・4裏。5番サトテル、17打席ぶりにヒット。まあ、そんなに心配してないけどね。
・先発の大竹。6回84球3安打無四球3奪三振無失点。素晴らしいタテジマデビュー。現役ドラフト組では白星一番乗り。ソフトバンクからの現役ドラフトは今季も要注目。
・7表。岩崎、無失点ピッチ。さすが金メダリスト🥇
・8表。石井、無失点ピッチ。甲子園初お立ち台おめでとう。
・9表。湯浅、無失点ピッチ。さすが日本代表。
・連敗ストップ。
・3時間以内(2時間57分)で試合が終わった。良いね。
・スカイAで解説の金村暁が投手心理や駆け引きを分かりやすく話してくれる。しかも親心満載で。
《ちょっと反省》
・ファームで伊藤将、岩貞、森木がいずれも失点。大丈夫かな。。ファーム、いま、全然勝ててないんだよな。。
・4裏。二死1,2塁で木浪の平凡なサードゴロ。打球と2塁走者サトテルとサード村上が重なるような形になり、打球もイレギュラー。サード村上がファンブルし、満塁のチャンスになったかに見えたが、2塁走者サトテルが守備妨害を取られ3アウトチェンジ。うーん、守備妨害かな? サトテルが妨害したようには全く見えなかったが。原審判員に見解を求めたい。
Xユーザーの坂井遼太郎さん: 「【これって守備妨害なの?】 この質問がかなり多かったので答えます。 少し長くなるので、連続でツイートしていきます。 かなり難しいプレイですが、私の見解としては【7:3】で『守備妨害』とみています。 その理由を書いていきます。 https://t.co/CouTCdvcNR」 / X (twitter.com)
元審判員の見解。
・打てなくなっちゃた。みんな頑張れ。
●指揮官コメント全文
-しびれる試合でした。
「そうですね。まあ、きのうのきょうなんでね。ああいう点の入り方というか、まあ、どうやろ。むこうもピッチャーいいしね。あと1点ね、入っていたら楽だったんだけど、しょうがないですね。打線の調子が悪いとね」-最後、湯浅は落ちついていた。
「もう最後はね、そこまでつないで湯浅に託さないといけないと思っていたんで。何とかしてくれるとは思っていましたたけどね」-ストッパーは板についてきた。
「そうですね、はい。開幕は四球3つ出したりはあったけどね。まあ、だいぶ落ち着いてね。そこまでいく(中継ぎの)ピッチャーがね。もうちょっとね。心配な面はありますけどね、はい」-石井はずっと安心感がある。
「ほんと、キャンプの実戦からずっと0点に抑えて。まあ、ちょっと自信を持って投げているというか、マウンドの姿もね。たいぶ様になってきたんじゃないですか」-大竹が6回3安打、無四球で抑えたが。
「ちょっと立ち上がりはあんまりよくなかったと思うんだけど、結構ストレートで押してたんでね。だから、まあ、どうなんですかね。本当の持ち味は緩急だと思うんだけど。まあ三回ぐらいから緩急を使って、ほんと、ナイスピッチングだったですね」-村上のバットを折るシーンもあった。
「いやいや、やっぱりなんというか、無四球もそうだけど、コントロールですよね、やっぱり」-相手の予告先発が変更になった。
「そうですね。本当、グラウンドに出る前くらいに連絡があったんだけど。まあまあちょっと知らなかったんですよね。タイガースにいてたというのもあって。ミーティングでは梅野に言わせたんだけどね、どんなピッチャーかというのをね。映像もそんなになかったしね。2月の浦添の映像はあったんだけど」-リクエストが大きかった。
「いやいや、こっちから見るとヒットと思ったから。まあみんな『前に落ちている』と言っていたので」-監督から目視で見えていた。
「いや、見えてるっていうか、打った瞬間、ヒットと思ったから。捕るとかじゃなしにね」-大山がきっちり犠飛。4番の仕事。
「まあね、2点3点いければいいけど、昨日の今日だし、1点取ったけど、あんまり良い気持ちはしなかった、逆にね」-打線は1点。どう見ていたか。
「うーん、ちょっとね…。ヤクルトの出てくるピッチャーはすごくボールが速くなっているというかね、ちょっとそういう意味ではこっちの打線よりもヤクルトのピッチャーのスピードとか切れとかちょっとビックリしましたね」-森下、梅野、小幡をスタメンから外した。狙いは?
「いやいや、まあ、1年間不動のメンバーでできないし、ちょうどね、ぉん、雨中抜きでね、昨日はね、ぉん、普通のゲームで負けたんで、そういう意味でも今日はだから、ホントはあそこ、ピーターズだったら森下だったんだけどね、右だったんで島田もいけたんでね、みんなもこれでスタメンとして開幕したし、おいおい調子とかもあるんでね、それは代えていこうとは思いますけどね」-ピーターズなら森下の予定だった。
「ああそうです、はい」-結果的には休養という位置付け。
「まあ休養というほど、そんな力ないと思うけどね、はっきり言うて、ぉん。だからちょっとね、連敗したんでね、気分転換というか、長いシーズンね、そういう使い方になるかなと思いますね」-明日は才木だがまずは打線か。
「そうね、だって(吉村には)神宮でも抑えられたし、浦添でも抑えられてるピッチャーだからね、いいピッチャーだけど、1点じゃなしに、2点3点取らないとね、いけないですね、明日はね」(囲み)
-ノイジーは守備もつなぎも存在感。
「そうやなぁ、守備固めいかしたら、けっこう怒りよるねん。元気で九回までいける言うて、この間も広島の時もな、今日は足の具合がええとか言うて笑」-ノイジーの守備力。
「いやいや、見ての通りやな、ぉん。昨日の初回なんかでも、何やろな内野も経験してるからああいうプレーができるんやろな」-チャンスを得点につなげられて勝ちにつながっている。
「勝ちってお前、1-0やで(笑)勝ちって言えるのかどうか分からへんけど」-坂本のリードは?
「いやいや、うまくね。ちょうど大竹の時ってちょっと考えていたんだけど、このあいだは雨だったし、ちょうどそういう意味では昨日の負けが他の選手も上手く使えるようにな、負けが使えるよえになったって言ったらおかしいけど、でもまあ、1年間通じて長いシーズン考えたら、そういう使い方もありかなとは思うけどね」-今日は八回に石井を起用したが。
「そうやね、やから後ろは湯浅がいるから、昨日もねちょっと浜地、湯浅で行こう思ったけどその前でね、きょうはね、岩崎も久しぶりに持ち味というかね、低め低めにねにていねいに投げていたので。春先が悪いって、まあおれは今年からやけどちょっと春先はあまり良くないんで、どっちかというとどんどん投げさした方がええんかなと思うんやけどね、うん。でも開幕の時よりかはだいぶ良くはなってるよね、岩崎はね」-石井は八回で行く。
「いやいや、八回というか七、八はわからないけど、まだあのクリーンアップは岩崎に行ってもらわないと」-彼の経験から。
「そらそうよ」-先発の大竹は緩急つけたり、内角ストレートに。
「やっぱり、コントロールがいいからいけるんやろうな、ぉん。甘くならないというかな、コントロールミスしない、ねえ、ぉん」-雨で流れたが、広島でも絶好調だったと。そのままいけた感じか?
「そうやな、ぉん。今日ブルペンなんか試合前はえらい、軽く投げとったらしいな。なんでかなと思ったけど、もうそのぐらいの方がええんちゃうか言うとった」-現役ドラフトで指名した選手が、きっちりキャンプから評価して活躍されるってのはどうですかね。
「いやいや、それは嬉しいよ、だから、ぉん。そんな初めての試みだしな、あれもな、うん」-監督にとって、久しぶりの甲子園での公式戦勝利に。格別な思いも。
「まあ、そうでもないよ。まあ、まだまだ、ここで70試合ぐらいせなあかんのやで。70試合ていうかな、60くらいねえ」-こういう接戦を取るのは、気持ち的にもいいもの。
「いや、気持ちよおない。そんな、ええことはないよ、うん、うん。そら、体に悪い方や」-開幕から結構、ベンチでも笑顔が。
「いやいや、それはあれや、表情と心は違うよ、そら。そんな、勝ってんのに渋い顔もできへんしな」-二軍では伊藤将が投げた。
「おう、聞いた聞いた。なんか、3失点しとったみたいやな。まあ、まだもう1回ぐらい投げてからやで、うん。まあ、岩貞の方がな、早いかもわからんけどな、ぉん。その辺はおいおいな、また。だから岩貞もまた、ブルペンに入るから、そういう意味でも、あんまきちっとまだな、決められへんっていうのもあるよ。まあ、別にこれかめへんよ。まだ1カードね、全部当たるぐらいまではね、そういうので、ぉん。やっていけると思うよ、それはね」