阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第22戦 vs巨人6回戦【2021.4.22】

東京ドーム
阪神 001 002 000 3
巨人 330 000 11X 8
本 吉川2号 坂本3号 北條1号 香月3号 梶谷3号
○高橋4勝 ●秋山2勝2敗
阪神 秋山、小野、馬場、エドワーズ、桑原
巨人 高橋、鍵谷、中川、高木

つまらん試合だった。
ま、年間143試合もあればこういう試合もあるでしょう。
こういう試合のことをあれこれ考えても無駄なので、早く切り替えることが大事。

秋山が全然良くなかった。
キレとコントロールで勝負するピッチャーなので、そのどちらも立ち行かなければこういうことになる。
3回62球10安打無四球2奪三振6失点。
3回までに二ケタ安打されれば、そりゃ負ける。
でも、KOされる時はこんなもの。経験を積んでいるピッチャーなので、次は修正してくれるでしょう。
問題なのは7裏に投げたエドワーズと8裏に投げた桑原。
エドワーズよ、香月なんぞに一発を喰らうようではなかなか信頼は得られないぞ。去年から必殺球と聞いている「ジャイロスライダー」の威力をいまだに感じ取れていないが、いつ見せてくれるのだ。
8裏の桑原も先頭の梶谷にあっけなくホームランを打たれた。このソロで5点差となり、反撃のムードも一気にしぼんだ。ビハインドの場面をしっかり抑えてこそカッコいいんだけどな。やはり、3年前までのキレキレだった投球を望むのは酷なのだろうか。

こういう試合の時は良かったことだけをピックアップして心を穏やかにする。
小野寺暖がファームで支配下登録後初の一発を放ったそうだ。キャンプからずっと調子のいい小野寺。近いうちにチームを救う存在になる気がしてならない。
北條が高橋から今季初ホームラン。完璧な当たりだった。ショート争いではやや後退気味だが、こういう一打の積み重ねが明日につながる。このホームランは糸原を下げて、北條をそのまま守備に就かせたことで生まれた。矢野采配も褒めたたえよう。
2番手の小野がほぼ完璧な投球だった。やればできるじゃん。更なる安定感を手に入れて、盤石のリリーフ陣を形成してもらいたい。

と、良いことだけを書き連ねたが、やはり全く出来の良くなかった高橋を打ち崩せなかった打線のことを思い出してしまう。
新人の時から打ち崩している印象はないし、変に苦手意識を植え付けられているのかもしれない。
克服してほしい。