第117戦 vsヤクルト24回戦【2020.11.5】
阪神甲子園球場
ヤク 430 000 000 7
阪神 101 510 00X 8
本 梅野7号
○ガンケル2勝4敗 ●星1敗 S岩崎5勝2敗2S
ヤク 金久保、大下、星、大西、寺島
阪神 西勇、馬場、谷川、ガンケル、岩貞、エドワーズ、岩崎
先発の西勇輝は完封で勝てば防御率で1位になれる可能性があった。完封せずとも無失点でマウンドを譲れば大野雄大や菅野、森下に大きなプレッシャーをかけられたのだが、現実はまるで違った。
1回2/3 66球6安打2四球1死球1奪三振7失点(自責点4)で降板。
自身最速のKO劇だった。
自責点が4なのは2つの失策がらみなのだが、その失策の一つも自ら犯したものなので何の言い訳もできない(もう一つはマルテ。西勇輝の牽制球を捕り損ねる)。
これが2020年の最後の登板になってしまったことが非常に残念である。もちろん防御率タイトルなんぞ夢のまた夢。
この大敗ムードいっぱいの中で打撃陣が頑張った。
だって4裏までに同点に追いついてしまうんだもの。
4裏の5得点は盛り上がったなあ。
そして5裏には梅野が勝ち越しソロを放つ。
そして、そのリードを保ったまま勝利。
3番手の谷川と4番手のガンケルがピシッと抑えてくれたのが良かった。
この頑張りを私は忘れない。
というわけで、大逆転勝利を観られて大満足。
2表には村上宗隆の1イニング3盗塁というセ・リーグでは67年ぶりという稀有な記録も目の当たりにできた(球界でも41年ぶり)。自軍が勝ってこその余裕のある感想である。