阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第109戦 vs中日22回戦【2020.10.27】

阪神甲子園球場
中日 000 001 000 1
阪神 010 000 03X 4
本 木浪3号
○岩崎5勝2敗1S ●福5勝4敗1S Sスアレス2勝1敗24S
中日 福谷、福、又吉
阪神 青柳、岩崎、スアレス

まずはドラフトを振り返ろう。
4球団競合の中(巨人、ソフバン、オリックス)、佐藤輝明を矢野監督が引いた!
素晴らしい!
今後、矢野監督がどんなに低調な成績に終わろうとも、ここで佐藤輝明を引いたことによって評価がマイナスになることはない。
やったぜ!

さて、試合。
青柳は良かった。
前回同様、低めにボールが集まり勝たせてあげたい内容だった。
しかし、相手の福谷もまた良かった。
要するに投手戦であった。

先制したのはタイガース。
2裏に木浪がライトポール際へソロホームラン。
小幡のアピールが刺激にもなっているのだろう。

6表に先頭の木下にスリーベースを打たれ、大島にあっさり返され同点に。
まあ、仕方ない。

この試合のハイライトは8裏。
一死から木浪のファーストゴロをベースカバーに入った福が送球を取り損ね出塁。
続く坂本の送りバントを福がファーストへ悪送球し出塁。これで一死2、3塁。
次の代打原口はセカンドフライに倒れ二死。
そして近本。フラフラとライトへ打ちあがった打球を滝野が突進するも捕球できずスリーベース。2点が入り勝ち越し。
続く糸原はピッチャー強襲のライナーで打球は福のグラブに当たり内野を転々。サードランナー近本が還り3点目。
いずれも打ち取られた打球がタイガースに味方する僥倖の連続だった。
いやあ、野球って怖いね。

ちなみにマルテが来日後初盗塁を決めている。