阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第61戦 vsヤクルト13回戦【2020.9.1】

阪神甲子園球場
ヤク 000 000 100 1
阪神 000 100 001 2
本 サンズ13号
スアレス1勝12S ●イノーア3敗
ヤク 石川、近藤、マクガフ、清水、イノーア
阪神 髙橋、岩貞、スアレス

今季初のサヨナラ勝ち。
決めたのはサンズ。9裏の先頭打者として打席に立つと、イノーアの投じた6球目を左中間スタンドへ叩き込むサヨナラホームラン。見事な当たりだった。
6裏に一死2、3塁のチャンスを三振で潰してしまった悔しさをここで晴らした。

この日は負けたくなかった。
試合前に藤川球児が引退会見を行っていた。球史に残るストッパーの節目ともいえる日に黒星は付けたくない。
先発の髙橋は7回114球3安打2四球8奪三振1失点。試合を作った。
8表に投げた岩貞は4試合連続登板。それでも三者凡退で流れを引き寄せた。
スアレスは「英語で話しかけてくれたし、いろいろしてくれた」と感謝の意を込めて熱投。ピンチは作ったが、しのいだ。そして、移籍後初勝利。
相手投手を打ち崩せなくても、粘り勝つ。
こういう試合を増やしていけば、チームはおのずと強くなる。
首位巨人とは6.5差あるが、3連勝で2位に浮上した。
新しい月になったことだし、この勢いを継続していきたい。