阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第45戦 vsDeNA12回戦【2020.8.12】

横浜スタジアム
阪神 010 500 100 7
ベイ 210 002 001 6
本 中谷2号 サンズ8号
○青柳5勝2敗 ●濱口3勝2敗 Sスアレス7S
阪神 青柳、能見、ガンケル、馬場、スアレス
ベイ 濱口、国吉、藤岡、エスコバー、石田、山崎

初戦は落としたが、2連勝でカード勝ち越し。
カモにしていることが多いベイスターズ相手に今季は対等の戦いをされている。巨人にカモにされている我が軍としては、カモを作らなくてはいけない。
これでようやく6勝5敗1分。もっと得意の相手にしていこう。

この日の2番打者は中谷将大。プロ初の2番だったが、2点ビハインドの4表に逆転3ランを放ち監督の起用に応えた。
初回にタイムリーエラーを献上し、責任を感じていた中での一発だった。
代打としてはリーグ屈指の成績を誇るが、彼の目指すところはスタメンで毎日試合に出ることだろう。年間20本打てる力のあるバッター。こんなもんではまだまだ満足しないはずだ。ベテランに陰りが見え始めた外野陣に割って入る活躍をこれからも見せてほしい。

この中谷に続いてホームランを放ったのはサンズ。
いつの間にやら打率は2割8分を超え、打線には欠かせないバッターとなっている。開幕前の練習試合では、本当にどのボールにもタイミングが合っておらず「ダメ外人」と判断した自らの見る目の無さを恥じたい。

先発の青柳は50/3を4失点。1、2回に得点を許す立ち上がりだったが、それなりに試合を作ったことは評価したい。去年までは、そこから崩れていく印象だったが、立て直す技術を手に入れたのだろう。着実に進化していく姿は頼もしい。

能見、スアレスが失点し終盤にひやひやしたが、勝ったので良し。どんな試合内容でも勝てば良いのだ。