阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第42戦 vs広島8回戦【2020.8.9】

マツダスタジアム
阪神 011 000 012 5
広島 010 000 000 1
本 大山10号
○秋山4勝1敗 ●遠藤2勝2敗
阪神 秋山、ガンケル、スアレス
広島 遠藤、菊池保、薮田、一岡、DJ・ジョンソン

20点勝利後に一度登録を抹消され、再登録されての登板となった秋山が6回1安打3四球1奪三振1失点と好投した。
二桁勝利を挙げた2017年の安定感が戻ってきつつある。
何よりも勝ち運がある。4勝はチープトップタイの勝利数だ。

4番大山が3安打2打点。
先制の起点となる二塁打。勝ち越しタイムリーとなる三塁打。貴重な追加点となった本塁打。すべてのヒットに価値があった。これぞ4番の仕事。
これで3年連続となる二桁本塁打を達成。
大山はまだ4年目の選手。それなのに、周囲の期待が高すぎるあまり過剰なまでの批判にさらされがちだ。
ここ20年の右の主砲タイプで、ここまで着実に結果を残し続けた大卒の選手はいない。我々は、もう少し温かい目で大山を見守り、応援するべきだと思う。
もちろん、批判をしないというわけではない。しょうもないプレーをすれば、そりゃ怒る。ただ、その怒りに愛をなくしてはいけない。
彼は必ずやタイガースを背負って立つ男になる。
期待して見守ろうじゃないか。

ガンケルとスアレスで3イニングを無失点に抑えた。
ガンケルは中継ぎとして、良い方向に進みつつある。このままの安定感を維持し続けてほしい。
スアレスはしっかり抑えとして機能している。
獲ってきたフロントはえらい。
居なかったら、どうなってたことやら。