阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第41戦 vs広島7回戦【2020.8.8】

マツダスタジアム
阪神 010 000 000 1
広島 100 000 10X 2
本 長野3号 大山9号
○大瀬良4勝1敗 ●藤川1勝3敗2S Sフランスア1敗4S
阪神 西勇、藤川、ガンケル
広島 大瀬良、塹江、フランスア

西勇輝はよく投げた。
よく投げても勝てないのがタイガースだ。
時代が違うので比較するのは滑稽なことだが、1962年の村山実防御率1.20なのに14敗(25勝)してるのだ。
頑張って投げても勝てないのは伝統だ。そういうチームに来たのだから、諦めてもらうしかない。ただ、今のオリックスよりはマシだろう、とは思う。

2表に大山が同点2ランを放つ。
先制された後に、すぐに返せるのは立派。4番の仕事。
相手の大瀬良は決して良い方ではなかったが、それでも要所を締めて虎打線を封じた。
そういうエースを打破していかない限り、上位進出は遠い。
7表、一死満塁で代打の福留。
セカンドゴロゲッツー。
悲しい。
好投の西への代打だっただけに、ベンチの指揮は大いに下がり、その裏に決勝点を取られてしまう。

その決勝点を献上したのは球児。
先頭の代打大盛なんぞにフォアボールを出し、ピンチを作ると代打の坂倉に決勝タイムリーを打たれた。
なんでそんな奴らに、、、と思わざるを得ない。百歩譲って、坂倉は数年後の主軸打者候補なので仕方ないと心を無理やり納得させるが、大盛への四球は意味不明だ。
球児よ、こんなはずじゃないはずだ。
本来の力を取り戻してくれることを切に願う。