阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第3戦 vs巨人3回戦【2020.6.21】

東京ドーム
阪神 100 000 000 1
巨人 000 520 00X 7
本 近本1号 岡本1号 パーラ2号
○サンチェス1勝 ●ガルシア1敗
阪神 ガルシア、守屋、小川、谷川
巨人 サンチェス、高木、沢村、中川、宮国

開幕3連敗。2000年以来20年ぶり。この時は最下位に終わった。
過去に開幕3連敗以上したのは10回ある。その内、最下位になったのは5回。
最大は68、88、95年の5連敗。88年と95年は最下位。しかし、68年は2位だった。まあ、この時は村山、バッキー、江夏がいたのだが。
何にせよ、データ的にはまだかすかに希望はあるということだ。
あ、ちなみに優勝はもうないです。データ的には。

1表、大幅に打順を組み替え1番に座った近本が先頭打者ホームランで先制。幸先の良いスタートだったが、結局この1点で終わってしまった。
先発のガルシアは4回5失点で降板。昨年の初登板は巨人戦で4回7失点。わずかに進歩か。
4裏に一気に5点取られたが、4点目の北村ごときに打たれたタイムリーが痛恨だった。プロ初ヒットだそうで。その前の小林に追い込んでからデッドボールを与えたのももったいなかった。ついでに言えば、続くサンチェスに簡単に犠打を決められたのも。
要は、もう少し慎重に行けば何とかできたのではないかと思えるのが、実に観ていて悔しいのである。

5裏は守屋がパーラに絶望的な2ランを浴び、ほぼ観る気が失せた。
この3連戦は期待していた岩崎、守屋が打たれてしまい、とても悲しい。
それにしても5回までに3つの併殺で打ち取っているのに、7点取られるってどういう事なんだろう。

6表に、この3連戦で3度目の満塁機でのボーア。6番に打順が下がってもチャンスに回ってくる宿命。残念ながらセカンドゴロでした。結局、このカード、ボーアの打席だけで12残塁
代わりに4番にいれたマルテは4タコ。何もかもがチグハグだった。
3表のガルシアバント失敗、近本盗塁失敗もだいぶ士気が下がったなあ。
打撃陣は妙に早打ちする割にヒットに出来ないし、何をしたいのか意図が伝わってこなかった。井上コーチ、どうなってるんですかね?

救いは7、8回に投げた小川と谷川。前日の惨劇を払拭する三者凡退での好投を見せてくれた。しかも谷川は三者連続三振。これで、リズムを取り戻してほしい。

他の球場では勝ちのなかったベイとオリックスが白星を挙げ、12球団で唯一勝ち星が無いのは我がチームだけとなった。
明後日からは神宮球場。とにかく元気のない打線がどうにかならないと厳しい。
3試合でボーアを見限ることは出来ないだろうから、とにかく目覚めてくれるのを待つしかない。ただ、その我慢の限界も頑張って次々カードのベイ戦一杯までだろう。