阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第68戦 vs楽天1回戦【2019.6.18】

倉敷マスカットスタジアム
楽天 010 020 020 5
阪神 101 100 000 3
本 近本6号 ウィーラー13号
○ハーマン4勝2敗 ●守屋2勝1敗 S松井1勝2敗22S
楽天 塩見、青山、ハーマン、ブセニッツ、松井
阪神 メッセンジャー、守屋、島本、能見

引き分けを挟んで4連敗となった。
ここが交流戦のこらえどころ。なんとか踏ん張って交流戦を5割で終えたい。
その為にはこれからの5連戦を4勝1敗で終えなくてはならない。
うーむ。厳しい数字だな。。頑張ろう。。。

先発のメッセンジャー。悪くはなかったが、イニングごとに安定感が変わる。
まだ、本来の盤石のピッチングが取り戻せていないように感じる。
2表の失点は北條の悪送球が最低だったが、元はと言えば先頭のブラッシュを四球で歩かせたことが起因している。

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北條ヘッポコ、木浪疲れた、となれば鳥谷の出番か?

5表にウィーラーに浴びた2ランも痛恨だった。
一発病は元々持病に近いものがあるが、今季は特に多い。
ウィーラーは通算100本目の記念弾だった。ハクション大魔王やミスターポテドヘッドに似ている風貌で話題先行のキャラ物助っ人だと思っていたが、もう5年目でしっかりチームに貢献している。楽天球団史に残る優良助っ人だろう。

8表に守屋&島本が2点を勝ち越されてしまいジ・エンド。
守屋はいきなり2連打されたのがキツかった。
一死2、3塁でウィーラーを迎え、ライトファールフライが犠牲フライとなり勝ち越された。ラインギリギリのところに飛んだフライ。ベンチの指示は「ファールなら捕るな」だったらしいが、際どい当たりがゆえに糸井はキャッチした。まあ、難しい判断だったのだろう。仕方ない。
ここで踏みとどまれれば良かったが、替わった島本が辰巳にタイムリーを浴びて2点差をつけられてしまった。
島本は続く山下に頭部死球で危険球退場。
ちなみにこの日はファームでも齋藤がカープの中村奨に頭部死球しており、上でも下でも危険球退場を出すという珍しい日になってしまった。

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疲労骨折明け初戦の中村奨に当ててしまった齋藤…

流れは完全に楽天に傾き、8裏は防御率0点台のブセニッツ、9裏は松井に三者三振でゲームセット。
フォアボールからエラーで失点をする。こういう野球ではなかなか勝ちはついてこない。打てるチームではないので、守り勝つ野球をしていかなければならないのだが、失策数はリーグダントツトップ。高代、久慈、平田と守備の名手たちが教えてきているはずなのに、なぜ実を結ばないのだろう。不思議。

一方で良いこともあった。
近本が23打席ぶりにヒット。しかもホームラン。
週初めに気持ちを切り替えられる当たりが出たのは喜ばしい。
近本が出れば球場の雰囲気が変わる。
明日からは甲子園。本拠地の空気がさらに近本を後押ししてくれることを願う。