阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第63戦 vsソフトバンク2回戦【2019.6.12】

ヤフオクドーム
阪神 000 202 220 8
ソフ 001 001 000 2
本 梅野6号 福田4号 植田1号
○青柳5勝4敗 ●和田1敗
阪神 青柳、島本、守屋
ソフ 和田、高橋純、松田遼、嘉弥真

快勝。
青柳がソフトバンク打線に的を絞らせないピッチングでスイスイ投げた。
7回97球4安打1四球6奪三振2失点。
3裏の失点はエラーきっかけな上に、タイムリーも内野安打。やられた感はない。まあ、気分の悪い失点の仕方ではあるが。
6裏は福田のソロ。昨日のメッセから打ったホームランと同じで出会い頭の衝突事故のようなもの。これまたやられた感はない。
要するに、やられてない。
ソフトバンクに青柳は通用したのである。
これを大きな自信にして、今後の登板に生かしてほしい。

この青柳の好投に打線が応える。
梅野。
4表の逆転2ランは打った瞬間それとわかる完璧な当たり。これで、球場の雰囲気はガラリと変わり、タイガースペースで試合を進められるようになった。
6表にもタイムリー。完全に主導権を握る一打となった。
7表の糸原タイムリスリーベースも気持ち良かったし、スタメン起用の原口のタイムリーも素晴らしかったが、ここは8表の植田海プロ本塁打を取り上げたい。
一死2塁で迎えたこの日の初打席。
相手投手は松田遼。
その3球目を完璧にとらえライトスタンドへ運んだ。
イムリーすら打ったことのない海くんがホームラン。非力で、打席での活躍は全く期待していなかった海くんがホームラン。
やればできるじゃないか!
本人は
なかなかないのでうれしい気持ちと恥ずかしい気持ちです。
矢野監督は
バッティング練習でもあんなの見たことない。
広い福岡ドームで打ったのだから本物だ。
でも、以前掛布が言っていたよ。
「あまりにもいいホームランを打ってしまうとその感覚を追いかけてしまい、本来の打撃スタイルを崩してしまう」と。
まあ、元々がホームランバッターではないので心配ないとは思うが。
これからも主には守備と走塁でチームを支えてほしい。