阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第19戦 vsヤクルト4回戦【2020.7.14】

阪神甲子園球場
ヤク 200 010 000 3
阪神 000 312 00X 6
本 西田2号 木浪1号
○秋山1勝1敗 ●石川2敗 Sスアレス2S
ヤク 石川、星、中沢、マクガフ、寺島
阪神 秋山、馬場、岩崎、スアレス

秋山が中11日で先発。
初回に山田、青木に連続四球という秋山らしからぬ浮ついた立ち上がりを村上に畳みかけられあっという間に先制される。
村上は21打点目。まだヤクルトは20試合目なのに。なんで、こんなに急成長するかな。ずるいな。
2点目は西浦のボテボテのサードゴロでサードランナー青木が本塁に突入し、大山もよく投げたが送球がわずかにそれてセーフ。記録はサード大山のフィルダースチョイス
まあ、仕方ない。すごく嫌な形の失点だけど。

その後の秋山は調子を取り戻し、5表に西田にど真ん中をレフトスタンドへ運ばれる失投こそあったものの6回3失点のいわゆるクオリティスタートでマウンドを降りた。
先発投手の役目は試合を作ること。本人は不満だろうが、務めは果たした。

我らが猛虎打線は4~6裏で6点を取る大活躍。
4裏は一死満塁から梅野がライト線へ2点タイムリーベース。右打ちが板についてきた。全盛期の矢野みたい。
なおも2、3塁で木浪がライトフライでサードランナーのサンズが激走し追加点。サンズの足が笑っちゃうくらい遅いので、今後も注目。
5裏は無死1、3塁から糸井がレフト前へタイムリー。試合前は「糸井は普通の選手になっちゃったな―」と思っていた自分を恥じました。ごめんなさい。超人です。
6裏には木浪が外角高めのボールをレフトポール直撃の2ランを放ち、貴重な追加点を生み出す。

3点差があれば、建て直し中のリリーフ陣でも頑張れる。
馬場、岩崎、スアレスで守り切り2連勝。
馬場の活躍が嬉しい。これからもドラフト1位の意地と真の実力をシーズン通して発揮してほしい。

先制されても返せる力が出てきたのが良い。やっぱり本拠地だと違うのかな。
これで、開幕以来居座り続けた最下位からも脱出。まだシーズンは100試合以上残っている。イケるぞ!