阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第26戦 vs中日5回戦【2019.4.28】

ナゴヤドーム
阪神 010 100 200 4
中日 001 010 000 2
○藤川1勝 ●田島1敗 Sドリス6S
阪神 岩貞、藤川、能見、ジョンソン、ドリス
中日 柳、田島、祖父江

連敗しない。これが強いチームの法則。
ここに来て、そういう戦い方ができ始めている気がする。

先発の岩貞は5回8安打1四球とランナーを出しまくったが、2点でこらえた。
打たれても最少失点でしのぐ。及第点の投球。
良い時は本当に打たれないので、その確度を上げてほしい。
平成で最も勝ったタイガースの投手は能見の102勝。
岩貞には左腕エースの系譜を継いでもらいたいのだ。

球児が今季初勝利。
再調整で一時降格したが、すぐに戻ってきた。
必ずランナーを一人は出す傾向があるが、結果的に抑えるベテランの妙技。
例年、後半戦での安定感が増すピッチャー。オールスターまではヒヤヒヤする場面も多いだろうが、それも魅力の一つとして楽しむ。

7表に糸井の二塁打で勝ち越し、勝利を得た。
通算300二塁打(71人目)を初回に記録しており、それに花を添える決勝打。そして、それもまたツーベースというのが心憎い。
所要1425試合での達成は歴代10番目の早さだそう。
立派な記録だが、まだまだその超人的なプレーをフルに発揮できていないと思う。
「糸井といえば阪神の選手」という印象はまだ確立できていない。個人的には、まだ日本ハムのイメージの方が強い。
どめさんも来た当初は、かなりファンから叩かれていたが、今では立派な虎戦士の地位を築いた。
焦らず、でもキッチリと糸井=タイガースの印象を世間に知らしめていってほしい。