阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第71戦 vs西武1回戦【2019.6.21】

阪神甲子園球場
西武 100 200 000 3
阪神 210 000 11X 5
○岩崎1勝 ●佐野1敗 Sドリス3勝2敗14S
西武 高橋光、佐野、ヒース、小川
阪神 西、岩崎、藤川、ドリス

引き分けを挟んでの6連敗がようやく止まる。
ふう。
やれやれ。

この日も西がピリッとしない。
のっけから3連打を浴び先制点を献上。
相手の拙い攻めもあって1点で済んだが、いきなり試合を決められる可能性もあった。
エース級の投球を期待しているだけにこのところのイマイチな投球は悲しい。
結果だけ見れば6回3失点でクオリティスタートを達成しているが、内容は良くない。
援護点が少ないというのはあるが、そんなことは移籍してきた時からわかっていたこと。
勝てる投手になってほしい。
ちなみにこの試合で1000奪三振を達成。おめでとう。

岩崎が今季初勝利。
インフルエンザで離脱してしまったが、離脱前と同じ状態で戻ってきた。
昨年は離脱はなかったが安定感もなかった。
今年は安定感を増し、頼れる左腕になっている。能見、島本、岩崎と安定感のあるサウスポーリリーフが3人揃っているチームはなかなか無い。
投手陣が生命線のタイガース。
シーズンはまだ半分ある。これからが踏ん張りどころ。頑張ってほしい。

糸井が4安打2打点。
破壊力は鳴りを潜めているが、率を稼ぐバッティングを維持している。
この日の試合の求心力は間違いなく糸井だった。
改めて思う。タイガースに来てくれてありがとう。

途中から守備に就いた植田がヒットを打った。
これで打率は4割。どうしちゃったんだろう。覚醒?
シーズン終わりまで維持してほしい。
植田が打った時に一番嬉しそうな顔をするのが矢野監督。その笑顔を観ているこちらも幸せな気持ちになる。
さまざまなスペシャリストになれる逸材。掛布前二軍監督もその才能を高く評価していた。頑張れ海くん。