阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第143戦 vs中日25回戦【2018.10.13】

ナゴヤドーム
阪神 010 000 010 1 3
中日 100 010 000 0 2
○藤川5勝3敗2S ●祖父江2勝2敗 Sドリス1勝7敗32S
阪神 竹安、高橋聡、岡本、望月、能見、桑原、藤川、ドリス
中日 柳、石川翔、ロドリゲス、佐藤、岩瀬、岡田、祖父江

終戦は延長の末に勝利をもぎとり、金本監督へのささやかな贈り物となった。
「3年間いろいろ目をかけて朝練を付き合った選手が来年以降、芽が出て花が咲いてくれないと、僕まで悲しくなる。来年以降凄くきれいな花を咲かせてほしい」
来季以降のプランもあったであろうに、球団の反対派の画策により志半ばで職を辞する金本の心を癒すのは、彼が育てた若手の活躍に他ならない。
「しんどかったですね。やっぱり。全部僕が環境づくりををする能力がなかったからこういう結果になったわけで、選手たちは本当に一生懸命やってくれた。若い選手は自信を持ってほしい。どんどん失敗して、チャレンジ精神をもって、前向きに、前のめりになって沢山失敗してほしい」
恐らく、自分自身が広島で体験したことをそのまま言っているのではないだろうか。
広島と大阪とでは失敗したときの叩かれ方に大きな差がある気もするが、そんなことを言っていては一流の選手にはなれない。
若手の選手たちには、技術はもちろんだが、バッシングにも負けない強い心を育んでもらいたい。

金本監督、お疲れ様でした。