阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第141戦 vs巨人25回戦【2018.10.9】

阪神甲子園球場
巨人 002 020 230 9
阪神 100 012 000 4
本 岡本32、33号
○畠2勝1敗 ●桑原5勝3敗
巨人 メルセデス、畠、山口俊、菅野
阪神 メッセンジャー、岡本、桑原、望月、岩崎

最下位が決定した後の伝統の一戦
クライマックスシリーズへ意気込む巨人と目標を失った阪神とでは、試合に臨むモチベーションが違いすぎた。
日米100勝を目論むメッセンジャーであったが、5回10安打3四球4失点で試合を作ることは出来なかった。
8月半ばから全く勝てないエースだが、この日は「モチベーションの違い」ということで大目に見よう。
決して彼の力が落ちたとか、そういうわけではない(と思いたい)。
6裏に同点に追いつくも、7、8表で5点を追加され勝利への希望の灯はかき消された。
どちらも岡本のホームランで失点しており、我が軍に足りないものを持っている相手チームを羨望のまなざしで見つめることしかできない。
11戦連続で本塁打がない私たち。「ちょっと長打力が課題ですね」とは試合後の金本監督の弁。
春のキャンプで沢山振り込んでいた、と連日報じられていたことは嘘だったのだろうか。

甲子園で球団ワーストとなる39敗。幸い関東住まいの私はホームでの惨劇を体験せずにいられるが、本拠地で勝利する姿を観られない関西の同胞を思うと胸が締め付けられる。
でも、弱い時ってこんなもの。
私たちは最弱の時代を過ごしてきた。こんなことではへこたれない。
弱い時も強い時も出来ることはただ一つ。
力の限り応援することだけだ。