阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第138戦 vsDeNA24回戦【2018.10.6】

阪神甲子園球場
ベイ 000 000 300 0 3
阪神 011 010 000 1 4
本 ソト39号
○桑原5勝2敗 ●バリオス2勝5敗
ベイ 東、藤岡、今永、三上、パットン、バリオス、砂田
阪神 藤浪、能見、ドリス、桑原

連敗を5で止め、10月初勝利。
甲子園での引き分けを挟んでの連敗も8で止めた。甲子園勝利は9月12日以来らしい。
本拠地でこんなに負けているチームがクライマックスシリーズとかなんとかほざいてはいけない。

久しぶりの勝利はルーキーの殊勲打によってもたらされた。
島田海吏。
中学校時代に桐生祥秀に勝ったことのある脚力の持ち主。というのが入団当初からの売りだった。
シーズン終了間際とはいえ、結果が伴って紙面を湧かすのは良いことである。
足が速い。という選手は多いが、盗塁が多い、に結びつくことがとても少ないタイガースの選手たち。
背番号53はそんな状況を打破してほしいという思いもあって背負わされているだろう。
偉大なる前任者、赤星を島田が超えていくことを願ってやまない。

先発の藤浪は7回3安打7四死球奪三振3失点。まあまあか。
フォアボールを出した割に試合を作ったことを評価しよう。
だが、そのフォアボールきっかけでソトに痛恨の3ランを浴びていることは反省してもらおう。
それにしてもソト。全然打つと思ってなかったのに、なんでこんなにパカスカ打つのかね。こういう穴馬券的な助っ人うらやましい。

ファームでタイガースが日本一に輝いた。
12年ぶりの快挙。巨人を破って成し遂げたことも気持ちが良い。
矢野監督は「超積極野球」を掲げ、走塁革命をもたらした。
掛布の地道で丁寧な教えが、矢野のスパイスによって覚醒した。という風に捉えたい。
一軍は弱いが二軍が強い。一軍半の選手ばかりだからファームで強い、という見方も出来るが、ここは若手が着実に力をつけている。とプラス思考で考えることにしよう。
二軍で主力だった江越も板山も一軍でまるで結果を残せていないが、来季に芽吹くと信じよう。