阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第51戦 vsロッテ2回戦【2023.6.4】

阪神甲子園球場
ロテ 000 000 000 0
阪神 000 001 100 2
本 梅野1号
○才木4勝3敗 ●佐々木朗4勝1敗
ロテ 佐々木朗、八木、横山
阪神 才木

本屋に寄ったら、置いてあった。買わない選択肢はない。

和田二軍監督の「現役時代のある瞬間、タイガースを好きな気持ちが野球を追い越したんだよね」が沁みる。
引退試合での名スピーチは今VTRを観ても泣ける。

ファン投票1位外されへん。そんなん怒られるやん

この感覚が良いよね。
今の順位に居るのは8番木浪が機能したからこそ。少し調子が落ちた、ライバル選手(小幡)が活躍した、とかでは外さない。
そして、自らの采配の先にはファンがいることをちゃんと考えている。
このブレない姿勢が岡田監督の根幹だと思う。

★ピックアップ
・才木浩人
佐々木朗希に勝つには、点を取られなければ良い。それを見事にやってのけた。えらい。
完封は2度目だが、前回の完封は6回降雨コールドのラッキー完封。今回のが正真正銘の完封勝利。
マダックスこそ逃したが、このパフォーマンスが出来たのだがら、それを達成する日もそう遠くなかろう。
前日に多くの中継ぎ陣を使っただけに1人で投げ抜いたことも大きかった。何から何までえらい。

☆試合メモ
・ファーム。vsオリックス。先発のビーズリー、5回無失点。これは、メッセの再来だな。糸原もマルチ。試合も5-0で勝利。
・グリーンが基調となったファミリーデーユニフォームが新鮮。
・6裏。先頭中野の四球&盗塁、ノイジーは三振も、ろーき暴投で一死3塁のチャンスとすると、4番大山がライトへ先制タイムリー! チーム初ヒットで仕事をする4番。好き。大山が打つと嬉しい◎
・7裏。梅野、ソロ! 今季初本塁打は貴重な追加点。ヒーローインタビューのコメントも相変わらずファンと家族に思いをこめる心に響くメッセージだった。明日も勝つばい!
・7裏。二死1、2塁でノイジーがサードゴロも、その打球は鋭く、安田の好捕に阻まれたが不振脱出の兆しは見えた。
・才木完封! 9回101球3安打1四球12奪三振無失点。
・2連勝。貯金18。

《ちょっと反省》
・岩貞が首の張りを訴えて抹消。
・2裏。佐々木朗希が162キロをドラ1森下の左腕に当てる。ひどい。傷害事件だ! (身体の強い森下は無事)

●指揮官コメント全文

-最後までしびれるいいゲームでした
「いや、そうでした。本当の投手戦みたいでね」

-佐々木朗投手が相手でしたが、まずは才木投手の頑張りがすごかった
「いやいや、あのう、ポランコか、(2回の)内野安打1本でね、こっちもヒットなかったんですけど。本当にがっぷり四つというか、本当の投手戦だったんでね。まあ才木もあんまり点がとれないと思っていたと思うんで、自分がゼロに抑えるというかね、そういう気持ちが伝わってきましたね」

-才木は9イニング投げ切っての完封は初めて
「初めてみたいですねえ」

-一時期の二軍での調整を経て、一軍に戻ってきた才木は本当に頼りになる
「前回もそうですしね、あのう。だから自分の調子が悪くなった時の修正点は本人もわかっているんで。そのへんはさすがですね、やっぱり」

-今日は最後まで才木でいくと
「いや、もう6回終わった時点で、ピッチングコーチに、きょうは最後まで才木でいくと(伝えた)」

-その期待に最後まで
「そうですね。はい。2点目(梅野の1発)も大きかったですけどね」

-佐々木朗をどう攻略していくか、注目の的だったが
「いやいや、5回までは、もう静かにするというか、6回から球数とかね、いろんなボールを含めて…。いや、今日はだから6回にね、今岡コーチが今年初めて円陣を組んだんですね。『お、初めて組んだなーっ』と思ったけど、その回に点を取ったんで、それが効いたんでしょう」

-大山の気持ちの乗ったヒット、チーム初安打が得点につながった。
「そうですね。フォークが多いんで、もう当たらないからいいんだけど、フォークのカウントに走るというかね、そういう意味ではうまくフォアボールから二塁、三塁までいけんたんで、大山もだいぶ楽やったんじゃないですかね、やっぱり。そこでワンバウンドを放れないですからな。サードまで行くと」

-イメージ通りに佐々木朗を攻略できたか。
「そうですね。ま2点取ればね、なんとかと思っていたんですけど。その通りになって、才木がいっぱい頑張って、あのー、5回くらいかな。(西武)松坂と杉山(直久)の05年の投げ合いがずっとあったんで、そういう感じかなと思ったですね。思い出しましたね」

-3勝2敗と交流戦は白星が一つ先行。
「やっぱりあれ(敵地での西武戦)は、今年初めてのDH制でね、なんかこうつながらないというか、やっぱり甲子園に帰ってくると、ピッチャーが打席に入った方がみんなうまく回るのかなというのはありますよね」

-連戦が続く中で才木が1人で投げきったのは大きい。
「いやいやもう、9連戦で、昨日もけっこう使ったんで、まあちょっと故障もあったんでね、ブルペンは。そういう意味でも1人で投げて勝つのは大きいですね」

-明日もすばらしいゲームを期待しています。
「はい、ありがとうございます」

(囲み)
-才木の最近のピッチングは
「いやいや、前回もそうだし、ファームから上がってきてね、ずっと良かったんで。悪い癖というか、上体が反るというかね、そういうのがないから、ストライクが低め低めにね。もうほとんど高め、あれも意識して高めにいってる感じだしね。低め狙って高めとか、そういうのも全然ないし、そういう意味ではねえ、ちゃんと修正して、それがいいピッチングにつながってると思うけど」

-早めに二軍にいかせた(5月1日に抹消し21日に再昇格)
「そう、投げるピッチャーとか他のピッチャーの兼ね合いもあって、ちょうど、ねえ、打線の援護というかね、だから防御率はそんなに悪くないんだけど、勝ちにちょっと恵まれなかった、勝ち星にはね、なんかこうね、打線との兼ね合いでつかなかったんで。まあいい気分転換というか、一番早く才木が戻ってきたんでね、戻ってきてからはね、一番安定してるというかね今はね、イニング投げられるしね」

-9回一打同点のピンチもひとりで投げきれた
「投げきれたって、ほんとは3人で終わった方がええんやけど(笑い)。まああのへんがなあ、プロ初完封というかな、そういう意識かも分からんけどね。そんなんは乗りきっていかなあかんわけやから、ぉん」

-ロッテ佐々木朗の投球はどのように見た
「まあ、そんな打てないっていうかね。ヒット出なかったけど、まあ、とにかく低めを振らない、こらフォアボールを絶対選べると思っとったから。まあ、出たらね、走れていうかね。そういうのは、もう、あのカウント関係なしにしてね。こっちがフォークと思ったら、スチールのサインで行けたから。それがよかったんじゃないかな。そういうふうな、な。まあ、何本もね、連打は打てないから。そんなピッチャーやないから。いろんなことをして点取ろうというか、そういうのがうまくいったと思うけどね」

-6回も中野が四球で出て足でプレッシャーをかける
「うまいこと、あれもフォークだったしね。そういうのはやっぱ大きいよね。サードまでいくことによってね、やっぱり前進守備で来るし、向こうも点取れてないわけだから。ヒットになる確率も高くなるしねってな感じやね」

-やる前は「普通に」と言っていたが
「普通やろ。そうやなあ。いつもこんなやったらあかんけどな。もうちょっとヒット打たなあかんけど。まあ相手ピッチャーのな、力からいくと、こういう点の取り方しかないんかないうのはあるよね。やっぱり」

-低めに対する見極めはミーティングでもテーマに
「ああ、もうほとんどミーティングで。今日だけは見送り三振はOK言ってたから」

-6回の円陣もしっかり見極めをと
「そうそう。別にそんな難しいことは今岡言ってなかったみたいやけど。まあ、初めて組んだからオレがビックリしたわ。円陣組んだの。点入るんかなと思ったけど、点入ったからよかったやん。あれで入らんかったら、もう円陣組むなと言うけど」

-大山もさすが
「まあ1打席目からボール球見送って低めも見極めて、ショートゴロもそんな悪い当たりじゃなかったし、タイミングは合ってるなと思ってたけどね。サード行ってワンバン投げれないカウントになったから、だからああいう高めにくるよね、やっぱ」

-監督賞を今年も出している
「出してる出してる。才木にやらんと、そら怒られるやろ。ナンボ梅野がホームラン打っても、そら才木やろうなあ」

-梅野の1発も大きい
「大きかった、大きかった」

-監督は円陣はあまり好まないか
「円陣したら相手に読まれるやんか。だから円陣言うのはだって、準備の段階と違ういうことやからな。だから本当に打てない時は、俺もオリックスの時とかやってたけどな。3回とかに円陣組んでた時もある。分からないピッチャーばっかやからな。その打席の内容とか、そんなんであったけどな。でももう、準備して試合に挑むんやから。そんな試合中にミーティングと違うことは起きないよ、今はもういろんな情報が入ってるから、そら」

-いい円陣になった
「そうやなあ。ほとんど何も言うてなかったけどなあ、はっきり言うて」

-ミーティングの再確認を
「そうそう。ミーティング通りやって言ってたわ。点入ったから良かったわ」

-6回で100球投げさせることはプラン通りだったか
「いやいや、そんなことはない、そんなことない。やっぱ球数で交代するピッチャーやから、多く投げさせた方が早く代わるわけやん」

-昨日サヨナラ打を放った小幡もいたが、遊撃は木浪がスタメン
「ファン投票1位外されへん。そんなん怒られるやん」

-木浪は直球に強いから
「いやいや、そんなんもない」