阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第139戦 vs広島24回戦【2022.9.21】

阪神甲子園球場
広島 040 000 000 06 10
阪神 200 011 000 00 4
本 坂倉15号 小園4号 梅野4号
○松本4勝2敗 ●岩貞2勝1敗 S栗林2敗31S
広島 森下、森浦、ターリー、矢崎、ケムナ、松本、栗林

阪神 伊藤将、西純、島本、ケラー、湯浅、岩崎、岩貞、加治屋

《試合メモ》
・ファームで江越マルチ本塁打。井上広大マルチ本塁打。虎の未来は明るい。
・1裏。二死満塁で6番サトテルが先制のライト前2点タイムリー。先輩の引退試合で躍動。

・2回途中から伊藤将のあとを受けた西純矢が3.2回を無失点ピッチ。中継ぎ待機は難しかったろうが、まずまずだった。良い経験をしたね。・5裏。代打で糸井嘉男登場! 大歓声の中、8球目の外角高めのストレートをレフト前へ運ぶ! 素晴らしい。この日一番の盛り上がりだった。・糸井が作った二死1塁のチャンスで3番近本がセカンドへの内野安打を放ち、それが菊池の悪送球を招き1点返す。これが超人の神通力。
・6表。島本、無失点ピッチ。・6裏。二死走者なしから7番梅野がレフトスタンドへ同点ソロを放つ! あまり期待していなかったので、望外の喜び。・7表。ケラー、無失点ピッチ。奪三振率12.60・8、9表。湯浅、無失点ピッチ。イニングをまたいでも結果を出す! 新人王獲りたい。・10表。岩崎、前夜の悪夢を引きずることなく無失点ピッチ。これが金メダリストのメンタル。・引き潮。ホントにね、悲しいよ。引退試合はさ、勝とうよ...


・ファーム。ホームラン7本打ったのに13-15で負ける。ガンケル2回8失点。秋山2回4失点。うーむ。
・先発伊藤将。先制してもらった直後の2表に先頭の坂倉ソロ、会澤ヒット、小園2ランで逆転される。挙げ句、投手森下にフォアボール。何やってんのよ...肝心の試合で甲子園連勝神話が崩壊するのは切ない。・11表。岩貞、背信の6失点ピッチ。先頭の坂倉を難なく打ち取ったのに、続く会澤にストレートのフォアボール。めちゃくちゃイヤな予感がしたが、予感的中。次打者小園の送りバントを岩貞が自ら処理し、1塁へ悪送球し、無死1、3塁となり悪夢が始まる。サードの木浪にバント処理を任せれば良かったのにねぇ...
・岩貞に交代が告げられた時に後ろの席のおじさんが「代えるのが遅いんじゃ! 矢野ボケ!」と喚いていたが、あの局面で矢野監督に悪いところは1つもない。チャンスを作っても主力がことごとく凡退し、信じて投げさせたピッチャーが試合を壊す。指揮官として打つ手がないよ。怒りに任せて、矢野監督に八つ当たりの野次を飛ばすのは良くない。彼の試合も残り少ないのだから、タイガース史に残る名将をくさすのはやめよう。
・名選手の引退試合なのに、球審が須山だった。NPBにとっては引退試合とかどうでもいいのだろうけど、メモリアルな試合でまだまだ若手の未熟な須山が裁くのは残念。案の定、不可解判定あったし。
・ということで、球団史上初の延長イニングに一挙6失点なのでした。
・どうせ負けるなら、もっと短い試合にしてほしい。延長11回までやって負けるのはお客さんに優しくない。

・車で日帰りで東京~甲子園球場へ行くのはもうやめよう。