阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第17戦 vs広島5回戦【2021.4.15】

阪神甲子園球場
広島 000 000 000 0
阪神 200 200 00X 4
本 大山1号 佐藤輝5号
○秋山2勝1敗 ●床田1勝1敗
広島 床田、コルニエル、中田、藤井
阪神 秋山、岩崎、スアレス

完勝。
秋山が7回110球3安打3四球4奪三振無失点で2勝目。秋山にしてはフォアボールの数が多く、これが球数増につながったが、得点に結びつくことはなく0でカープ打線を封じ込んだ。
一度、成績を落としてしまった投手がそのまま這い上がれずに去って行くことも多い中、秋山は良かった頃の姿に戻ってきて、いや、それ以上に進化してローテーションの一角を担ってくれている。とても嬉しいし、ありがたいことだ。

その秋山を援護したのはオレたちの大山。
初回に二死からマルテがセンター前ヒットを放つと、4番大山は床田の変化球を泳ぎながらも芯で捉え左中間に叩き込んだ。
開幕してから17試合目に飛び出したお待たせの今季1号は先制の2ラン。この一発で秋山もだいぶ楽になったことだろう。セ・リーグの開幕4番では一番遅かったらしい。まあ、大山はこれから打ちまくるからね。心配していない。
4裏には佐藤輝明が2試合連続となるバックスクリーンに叩き込む2ラン。甲子園に今年から設置されたトラックマンデータによれば初速173キロ131mの一撃だった。今季もバックスクリーン弾には100万円のプレゼントがあり、佐藤輝明は「お世話になった方に配ります」と殊勝な一言を残した。
結果的にはこの2本のホームランでの得点だけだったが、大山と佐藤輝明が打った、ということが相手に得点以上のダメージを与えたのではないかと推測する。
得点にはつながらなかったが中野は二塁打三塁打を打ち、打率はいまだ5割。恐怖の8番打者になりつつある。

ちなみに16試合続いていたカープ菊池の開幕からの連続試合はここでストップした。
相手がノッテしまう出来事をストップさせるのは何であっても良いことだ。えらいぞ、秋山&岩崎。

これで貯金9。2位巨人とは3ゲーム差。巨人は強いのでもっともっと離さないといけない。頑張ろう。