阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第2戦 vsヤクルト2回戦【2021.3.27】

明治神宮野球場
阪神 402 001 002 9
ヤク 000 021 002 5
本 佐藤輝1号 村上1号 陽川1号 元山1号
○青柳1勝 ●田口1敗
阪神 青柳、岩貞、小林、桑原
ヤク 田口、今野、寺島、マクガフ、長谷川

記念すべき試合を観た。
佐藤輝明のプロ第1号を観たのだから。これは生涯自慢できる。
佐藤輝明はそういう選手になる。
1表。
無死満塁から大山、サンズの連続犠牲フライで2点を取った。幸先のいいスタートではある。
だが、もう一押し欲しかった。
そこで飛び出したプロ1号。
「カッ...!」
芯でとらえた時にだけ聞こえる音が、耳の中にまだ残っている。

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打球はあっという間にバックスクリーンへ。

3表には梅野のタイムリーで2点を追加。
非常に楽な展開である。

先発の青柳はまずまず。
オープン戦の最後に投げたオリックス戦の出来も良かったので、この日も快調のように見えた。
が、5裏に二死満塁で青木にショート強襲のタイムリー内野安打を打たれ2点を返される。ショートの山本も必死に守っていたが、無念の当たりだった。

6表は山本のヒットから青柳のバスターで無死1、2塁のチャンスを作り、糸原がタイムリーでさらに1点を追加。
追加点を取れたのは良いが、青柳はバントが下手すぎる。前の打席でも失敗しており、この打席ではバスターが成功したから良いものの、基本的なことが出来てこその奇策である。バント、練習してください。

6裏に村上にソロを浴び、四球、死球でランナーをためたところで青柳は降板。
初登板としては上出来。今季こそ、二桁勝利してもらおう。

後を継いだ岩貞、小林はキッチリ抑えたが、9裏に投げた桑原の立ち上がりがバタバタだった。
ルーキーの元山に2ランを浴び、ヤクルトベンチを明るくしてしまった。
桑原には復活を期待しているので頑張ってほしい。

前後するが、9表には陽川のホームランが飛び出し、さらにはサンズのフォアボールの代走で出塁した江越が二盗、三盗とダイヤモンドを駆け巡り、梅野のタイムリーで還ってきたのは良かった。
江越が躍動すると嬉しい。

開幕2連勝。
めでたきかな。

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頼もしきかな