阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第66戦 vs巨人13回戦【2020.9.7】

阪神甲子園球場
巨人 001 110 000 3
阪神 000 000 101 2
本 糸原3号
メルセデス3勝4敗 ●髙橋2勝2敗 Sデラロサ1勝9S
巨人 メルセデス、高梨、大竹、大江、中川、デラロサ
阪神 髙橋、ガンケル、岩貞、岩崎

前日の9/6が雨天中止になったことにより、13連戦を回避することができた。
恵みの雨だったが、勝利には結びつかなかった。
1点差負け。しかもエラーがらみの失点。こういう負け方は悔しい。相手が巨人だとなおさらだ。

先発の髙橋は矢野監督曰くそこまで良くなかったとのことだが、試合を作った。
6回93球9安打3四球3奪三振3失点(自責点1)。
3表の一死満塁で松原の浅めのセンターフライを、近本がサードランナー大城がタッチアップしていないのにも関わらず、バックホーム返球をして、なおかつそれが大暴投。
大城はそれを見てホームイン。
かなりバカバカしい先制点の献上だった。
矢野監督も
今日は近本で負けたかなと思ってます
と、普段は名指しで敗因を語ることはしないのに、あえて近本の名を挙げた。それほど重いミスだった。
4表には先頭の岡本のショートゴロを木浪が弾いて出塁させ、それをきっかけに失点。
5表は普通に岡本にタイムリーを打たれて失点。
要は3失点のうち2失点はエラーが原因だったということ。

打線は相変わらずメルセデスを打てない。
なんで打てないんだろ。こういう苦手のピッチャーを作るの、やめてほしい。。

7裏にようやく1点返す。
二死1、3塁でボーアがサードへのタイムリー内野安打。
打席の途中で投手を替える(大竹→大江)という原の小癪な采配にも動じることなくタイムリーを放ったのは実に気持ちよかった。
9裏に先頭の糸原がデラロサの初球をレフトポール際に放り込み1点差に迫る。
続く代打福留が四球を選び、その次のサンズは三振に倒れたものの、俺たちの大山が打席に。
何かを起こしてくれ、という願いはセカンドゴロゲッツー、ゲームセット。という空しい幕切れで潰える。

骨折からスタメンに復帰した糸原がホームランを打って、8表も一死満塁のピンチで前進守備でゴロを好捕し、苦しい体勢ながらもホームへ送球してアウトをもぎ取った好プレーを見せてくれた。
良いこともあった。
それを明日への活力にしていこう。