阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第64戦 vs巨人11回戦【2020.9.4】

阪神甲子園球場
巨人 000 000 220 4
阪神 020 003 00X 5
本 大山14号 サンズ15号
○西勇5勝3敗 ●戸郷7勝3敗 Sスアレス1勝13S
巨人 戸郷、大江、鍵谷、桜井
阪神 西勇、スアレス

戸郷に10安打を浴びせ勝利。
巨人に勝つのは気持ちが良い。

2裏に大山が先制のソロアーチをかける。
戸郷の高めに浮いたボールを見逃さなかった。
自己記録に並ぶ14号。
さらにボーアの二塁打、小幡のライト前ヒットでチャンスを作ると西勇輝がセーフティスクイズ。二度のファールから粘って決めた価値ある追加点だった。
それからしばらくは戸郷に抑えられたが、6裏に追加点。
まずは糸井の二塁打。ここで代走江越が三盗を決める。際どいタイミングだったが、セーフ。これで戸郷の投球のリズムを崩し、サンズの2ランが生まれる。江越、グッジョブ。
ランナー無しになったが、そこから大山、梅野がつなぎ小幡が甲子園初タイムリー。この1点が結果的には大きな意味を持った。
ちなみに小幡は戸郷と同学年で同じ宮崎県の出身。
去年から活躍するのを見て悔しかった。絶対に打ってやろうという気持ちで臨んでいた
とのこと。
巨人戦で10代の選手が打点を挙げるのは95年の平尾以来だそうな。
人の物を盗むしょうもない人間の記録を更新できてよかった。

先発の西勇輝は7回2/3を123球7安打1四球9奪三振4失点(自責点3)。
6回まで1安打に抑える快投だったが、7表に小幡のエラーで亀井を出塁させると岡本にヒットでつながれ、丸にタイムリーを浴びる。さらに大城にもタイムリー。
2点を返され、なおも一死1、3塁というピンチで重信をノースリーにしてしまう苦しい場面。しかし、4球目を重信がヒッティングに出て、ピッチャーゴロゲッツーに打ち取る。西勇輝のナイスフィールディングでもあったが、ヒッティングの作戦に助けられた。
8表。
岡本に二死2、3塁から2点タイムリーを浴び、西は降板。まだ1、3塁のピンチで丸だったが、スアレスが三振に打ち取る。さすが守護神。頼りになる。

というわけで、西勇輝は巨人戦初勝利。開幕戦で勝ちをつけさせたかったけどね。。