阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第30戦 vs中日9回戦【2020.7.26】

ナゴヤドーム
阪神 000 011 052 9
中日 002 100 000 3
本 福田1号 ボーア6号 大山8号
○藤川1勝2敗2S ●福2勝2敗
阪神 岩貞、能見、望月、藤川、ガンケル、小川
中日 梅津、佐藤、福、ゴンサレス、橋本

負けパターンの試合だったが、8、9回に7点を取り、逆転勝利。
強い野球だね。この強さを継続させてほしい。

先発の岩貞が良くない。前回登板も今回もパッとせず、試合を作れていない。
私が甲子園に観に行った時はとても良かったのになぁ。早く調子を取り戻してほしい。

近本が4安打2打点の活躍。
早く去年並み、それ以上に打ってほしいバッター。ようやくエンジン点火か。
5表のタイムリーでベンチのムードが上昇し、反撃への機運が高まった。
一番打者が打つとチームは勝つ。

6表はボーアのホームラン。
外角高めを振りぬきレフトポール直撃のソロ。
パワーで持っていく一撃だった。スタメン復帰してからのお目覚めの一発。
この一本で逆手への機運はさらにアップ。

そして8表。
打者一巡で5点の猛攻。
代打成績が抜群に良い(セ・リーグ現役打者でトップ)中谷の代打ヒットを皮切りに近本、植田、福留、梅野がヒットを放つ。相手の四球、失策も絡んでの大量得点で試合をひっくり返した。
9表には大山のダメ押し2ラン。

終わってみれば気持ちのいい試合となった。
中日は石川を下げて起用した溝脇がエラーしたり、イニングをまたがせた福が点を取られたり、采配が空回りしていて大変だな、と慮ってしまうほどの余裕が私にはあった。
だが、明日は我が身。
我らも気を引き締めよう。