阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第11戦 vs中日2回戦【2020.7.1】

ナゴヤドーム
阪神 001 001 001 3
中日 000 240 00X 6
本 梅野1号 ボーア1号
○山本1勝1敗 ●秋山1敗
阪神 秋山、馬場、小川、望月
中日 山本、福、祖父江、岡田

11戦2勝。そろそろ馬より弱い戦績になりつつある。
少なくともアーモンドアイ(11戦8勝/2020.7.1時点)よりは確実に弱い。
ただ、81年は開幕15戦で3勝しかできなかったが、最終的に67勝58敗5分で3位になっているので、もう少しだけ望みを持っていようと思う。

この日の最大のハイライトは9表のボーアのホームランだろう。
なぜか4点差で岡田を投入してきた中日ベンチの度肝を抜く、軽く振っただけの当たりが弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる衝撃の一発だった。しかも、散々こき下ろされてきた左投手相手からの来日初アーチ。
負けた悔しさを忘れさせてくれた。

www.nikkansports.comこれで4試合連続安打。
これからも自分のスイングを信じて、本塁打を量産してほしい。

この試合の悲しかったところは3つの失策である。
そのうち2つがタイムリーエラーなのだからその悲しみは深い。敗戦やむなしである。
この試合まで、2つしかエラーをしてこなかったのに、一気に3つやらかすとは久慈、藤本両内野守備コーチもがっかりだったろう。
特に5裏の糸原の何でもないゴロを弾いた場面は、切なかった。あんな守備をしているようでは明日は上本かな。

守備に足を引っ張られた秋山は前回のヤクルト戦よりは良くなかったが、それなりに試合を作れていたと思う。5裏の4失点は糸原の所為でもあるし、球審有隅のボール判定にも泣かされた。満塁にしてしまったアルモンテへの最後のボールは絶対ストライクで三振に打ち取っていた。実に無念である。
今日の有隅球審は判定のバラつきが多かった。まあ、こういう運の無さもチームが弱いゆえのことだろう。悔しかったら強くなるしかない。

梅野のホームラン、サンズのタイムリー、馬場、小川、望月(エラーはあったが)の好投と良いところは昨日の試合に比べれば多い。少しずつ進歩しているのだと信じよう。

さて、パではオリックスが2勝目を挙げてしまったので、並んでしまった。
鈴木優という都立雪谷高校出身のピッチャーが山賊打線を5回無安打ピッチング。それに吉田正がホームランで応える会心の試合だった。いいな。うらやましいな。
我々は以下の記事のとおりである。

www.nikkansports.comどうやら、暗黒時代に突入しつつあるみたい。
この96年も最下位なわけだが、私たちはその暗黒時代を過ごしてきた。今日みたいな試合はいくらでも観てきた。このくらいヘッチャラだ。