阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第10戦 vs中日1回戦【2020.6.30】

ナゴヤドーム
阪神 000 000 000 0
中日 000 001 40X 6
本 アルモンテ1号
○柳1勝1敗 ●青柳1勝1敗
阪神 青柳、能見、小川、馬場
中日 柳、R・マルティネス、岡田

今季2度目の零封負け。
まあ、弱いときはこんなもん。打てないのは今に始まったわけではない。ここ数年、ずーっと打てていない。打撃コーチが誰になろうが、阪神タイガースというチームは打てないようになっているのだ。それが、チームカラー。だから0点負けも理にかなっている。
5安打で3併殺。これでは得点が取れるわけがない。

青柳は前回の登板と同じように頑張っていた。
6回103球4安打2四球2死球奪三振1失点。まあ、合格でしょう。
相変わらず一塁への送球難が顔をのぞかせていたが、これは入団以来改善されないので、もうそういうもんだと思って見守るしかない。本人が一番治したいと思ってるだろうし。

能見のランナーをため込んでの満塁被弾は痛かった。
球のキレも無いし、能見さん、今季でラストかもしれないな。そんなことを打球を観ながら思った。
今季はとにかく投げさせて経験を積ませたい小川一平は能見の後を継いで0点に抑えた。谷川や福永を反面教師に一歩一歩成長していってほしい。
今季初昇格の馬場も1回を14球2三振で封じ、好アピール。
3年前の大卒ドラ1。そろそろちゃんとしないとクビも有り得る。今後も死ぬ気で投げてもらおう。

これで開幕10戦で2勝。
パのオリックスが1勝なので、下には下がいるのだが、セではもちろん最下位。
開幕10戦で2勝しかできなかったシーズンは過去に3回あるのだが、そのうち2回(63年、82年)は3位まで浮上している。なので、まだ望みを捨てるのは早いのだ。まあ、残り1回(91年)は断トツ最下位なのだが。