阪神タイガース観戦記

このブログは阪神タイガースの試合を私見で振り返るものである。

第9戦 vsDeNA3回戦【2020.6.28】

横浜スタジアム
阪神 100 000 000 1
ベイ 300 010 32X 9
○平良1勝 ●中田1敗
阪神 中田、伊藤和、能見、谷川、福永
ベイ 平良、石田、エスコバー、パットン

この日の試合に勝てば、前日の劇的な勝利も大きく実を結ぶところだったが、見事なまでの惨敗で終わった。

1表は近本四球、盗塁、糸井タイムリーで先制する理想的な形だったが、その裏に中田がその3倍の点を取られ、チームの士気を大いに下げた。
中田賢一は無償トレードでやってきたので「活躍すればラッキー」ぐらいの気持ちで観ていたが、結果は「案の定」だった。
ただ、本人は「初回さえ…」と悔しさを見せ、次はもっと行けるみたいなコメントを残し、矢野監督も「次もあるかな」と言っているので、この本人の反骨心と指揮官の判断が良い方向へ進むことを心から願う。

5回から中田を継いだ伊藤和、能見、谷川、福永の内、能見以外はみんな仲良く失点し、試合をつまらないものにしてくれた。
伊藤和は前日のナイスピッチングを生かしてほしかったが1安打3四球と崩れ、谷川は3安打2四球と大荒れし、福永も3安打された。
なんか、悲しいね。福永は3年前から一軍に呼ばれるたびに痛打されて落っことされているのを繰り返している。一体、ファームで何を学んでいるのだろう。そして、コーチ陣は何を教えているのだろう。
結果、谷川と福永は翌日に抹消された。
果たして、再びチャンスは訪れるのだろうか。

投げるほうばかり批判するのはフェアじゃない。
打つほうも5安打1得点なので、重罪である。
しんどいのは近本。先頭バッターが絶不調に陥っている。内野安打にならないゴロ、ポップフライを量産し、機能していない。何とか復調してほしい。二年目のジンクスなのかなぁ。
近本をやり玉に挙げたが、他も打てていないので、みんな悪い。
井上コーチ、何とかしてくださいよ。このままだと、片岡コーチみたいにボロカスに野次られちゃうよ。

さ、次は鬼門のナゴドでドラゴンズと最下位決戦。
穏やかな心で見守りたい。