沖縄キャンプの旅 ~2020~①
今年も2月に沖縄へキャンプを観に行っていた。その様子を書こう、と思い1日目は書いていた。けれど、2月時点で昨季の試合を振り返ることができておらずブログの順番がバラバラになってしまうなあ、と思いアップしなかった。そうこうしているうちに、コロナ禍に見舞われバタバタし今に至る。シーズンが始まる前にアップせねばと思い出し、今ようやくの公開。
あくまでも書いたのは1日目だけで、2、3日目はまだ書いていない。そこは、明日、頑張って思い出しながら書く!
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昨年に続き、今年も宜野座へタイガースのキャンプを視察旅行。
今年は仕事の合間を縫っているので、3日間だけの滞在。
行程は2月3日~5日。
初日は羽田から朝一番の飛行機に乗り、9:30に那覇空港へ到着。
それからレンタカーを借り、那覇市内へ現地在住の後輩を迎えに行き、宜野座へと向かう。
11:30過ぎにかりゆしホテルズボールパーク宜野座に到着。東京の朝イチの便に乗っても昼前の到着になってしまうのが残念。仕方ないけど。
とりあえず昼食。
パーラーぎのざで「鳥谷とりあい丼」(500円)を購入。
朝日新聞で記事にもなっていた切ない丼ぶりを食す。悲しい気持ちにはなるが、美味しかった。(注:3月10日にめでたくロッテと契約)
退団したけど…「鳥谷丼」、名前変え健在 阪神キャンプ:朝日新聞デジタル
店先で食べている傍らの道をサブグラウンドから引き揚げてくる能見や藤浪が通る。この身近な距離感がキャンプの魅力。
腹が膨れたところで、メイングラウンドへ移動。そこではシートノックの真っ最中。セカンドの熊谷がなかなか良いボールをキャッチャーに返球できず苦戦していた。
シートノックの後はランチ特打。ボーア、サンズ、マルテ、福留、糸井が参加。今季のタイガース浮上のカギを握る助っ人とベテランがどのようなバッティングを見せるか。
ボーアは軽く振っているように見えるのに、とんでもない飛球をスタンドへポンポン放り込む。メジャー93発の実力は本物かもしれない。
サンズは思ったよりも飛ばない。うーん、大丈夫かしら。
マルテは去年ある程度結果を残しているので、マイペース調整とみた。まだエンジンを温めている段階だろう。
福留、糸井も自分のペースを守っている感じ。開幕に合わせますオーラを出していた。それでも何本かは柵越えの当たりもあり、観る者を飽きさせない。
このランチ特打に視線を送る3人の男たちを発見。
矢野監督、井上打撃コーチ、立浪和義。ドラOBたちは楽しそうにお話ししながら見てました。
特打が終わったところで、ドーム前の広場へ移動。
この日は節分。例年、助っ人たちの豆まきイベントがある。それを眺めよう。
が、報道陣向けのイベントなので、肝心の豆をまく様子は報道陣たちが壁となり、我々の立ち位置からは全く見えなかった。
気になったのはイベント後にその豆を手で拾って片付けようとしている報道陣たちの姿。おいおい、手で拾って片付ける気か? どう考えたってほうきとちりとりだろ。
しばらくして、誰かがほうきとちりとりを持ってきていたが、散々助っ人たちがやって来る間の待ち時間があったのだから、その時に用意しておきなさいよ。
どうでもいいことが気になってしまった。
メイングラウンドに戻ると、そこではサーキットトレーニングが行われていた。
トレーナーが組んだであろうメニューを、野手陣たちが必死でこなしている。とても辛そうだ。
一軍キャンプ初参加の片山雄哉が「もっと声出せー!」と筒井コーチからいじられている。初参加の緊張感をほぐす優しさであろう。チームでただ一人の左打ちの捕手。チャンスはある。頑張ってほしい。
当然だが、昨季限りで退団してしまった伊藤敦規トレーニングコーチはそこにはいない。選手時代から好きだったので、寂しい。
野手陣の頑張りを見た後は、サブグラウンドへ。
捕手陣と内野陣の連係プレーが行われる。
去年はエラーが多かったから、こういう練習大事にしようね♪
地味な練習だったので、少し飽きてしまい再びメイングラウンドへ。
そこでは打撃練習が行われていたのだが、大山が良い。
去年の浦添で「村上宗隆が良い」と感じた時と同じ感覚がよみがえる。
身体もガッチリして仕上げてきた感があるし、オフの間、バッティングに真摯に取り組んできた姿勢が素人目にも感じ取れた。
なんのアテにもならない直感が外れないこと祈りたい。
この打撃練習が終わると、この日の練習は終了モードに。
それを知っているファンはサインをもらう列に並ぶ。
月曜日は有休をとって土日との連休にしようという人が多いのか、結構な人数が列をなしていた。
私はそこまで欲しているわけではないので、パス。
宜野座を後にする。
夕食を国際通りの琉球王国市場内の居酒屋で済ませたのだが、ここのハイボールジョッキがバカでかく想定以上に呑んでしまう。そして、二軒目のきち屋でしたたかに日本酒を呑んでしまい予想以上に酔ってしまう。
翌日は7:30に出発して、朝イチから宜野座で楽しむという計画を立てたのだが、果たして…